ホリちゃんです。今日は、フランスの世界遺産修道院、モン・サン・ミッシェルの超人気の秘密をいっしょに見ていきましょう。

     

まず、このような、富士山に良く似たきれいな三角形のシルエットが日本人の美意識をくすぐります。それでいて外観の美しさは世界中の人を納得させられる普遍的な美しさをもっているといえるでしょう。

       

バスの車窓からも、近くに見えてきたらわくわくするため、大体このあたりで、みんなの要望に応えるために、バスを止めて、写真をとってもらいます。ご当地フランスでは、「建築物・史跡」としての価値も評価されていて、1979年には、ユネスコの世界文化遺産に指定されています。

        

「モン・サン・ミッシェル」という地名は、3つのパートにわかれています。まず、「モン」は「山」です。英語のマウンテンという言葉のフランス語です。参考までに、「モン・ブラン」とは、「白山」のフランス語ヴァージョンです。次に、「サン」は「聖なる」若しくは「神聖な」という日本語が該当します。最後に、「ミッシェル」とは何か?これは、ヘブライ語で「大天使ミカエル」を表すわけです。つまり、「モン・サン・ミッシェル」の意味は「聖なる大天使ミカエルを祀る山」ということになります。では、日本人にあまりなじんでいるとは言えない「大天使ミカエル」とは何でしょうか?

        

この修道院の尖塔の上のも、実は重さ400Kgのミカエル像が、突き出るように乗っています。この大天使ミカエルが登場するのは、新約聖書のフィナーレを飾る「ヨハネの黙示録」です。偉大な芸術家たちが描いた「最後の審判」や「天国と地獄」の概念が迫真的リアリティーをもって描かれるところです。ミカエルは、悪魔の象徴であるドラゴン(竜)と闘い打ち倒すため、騎士のかっこうをして剣をもっています。また、魂の正邪の判定を行うために秤をもっています。

        

ヨーロッパにキリスト教というものが定着していくとともに、”天国に導かれたい”と強く念じる庶民の間に、ミカエル信仰も定着していったのですね。ところで、修道院ができる前は、どうなっていたのでしょう?大昔から、修道院があったわけではありませんからね。あの外観の美しい修道院が建つ前は、トンブ山(フランス語で「墓の山」)とよばれ、山の上には何もなかったのです。ここから、20Km離れたアブランシュの教会
の司教をつとめていたオベールの夢枕に大天使ミカエルが現れ、「自分の御体を祀る聖堂を建てよ」とお告げしてから、この地の長い歴史が始まりました。オベールは単に、
夢物語として聞き流していたところ、3度目に現れたとき、ミカエルが怒りをあらわにして、オベールの額に穴をあけ、鮮血が流れたという伝説の壁画があります。

        

さすがにオベールもアクションを起こして、最初にモン・トンブの山の上にミカエルを祀る小さな聖堂を建てました。8世紀初めのことです。その後、ミカエル崇拝と密接なつながりをもつイタリアのベネディクト派の修道士会の布教活動があって、モン・トンブの小さな聖堂から、知名度の高い修道院として発展していったのです。修道院の内部見学では、個性的な場所が見られます。

        

修道院建築の粋の部分はフランス語でメルヴェイユ(驚異)とよばれます。ピラミッド型の山のてっぺんに修道院が建っているわけですから、プラットホームの役割の礼拝堂や通路、柱で支えています。花崗岩の堅い岩盤が建材です。

        

        

でも、中を見学して気づくのは、がらんどうで、煌びやかな装飾はもはやないことです。フランス革命の時代、革命政府が修道院活動を停止させて、監獄に転用したからですね。財宝的価値のあるものは全て持ちだされ、代わりに監獄時代の囚人労働の道具が残っていたりして、殺風景です。

       

       

写真のような大車輪に囚人たちがローテーションを組んで入り込み、滑車や巻き上げ機と連動させた大車輪を足で絶えず踏んで、重いものを下から引っ張り上げる肉体労働をさせられたのですね。

中が殺風景なのが若干残念ではありますが、建築物、史跡としての価値はすばらしく、外観も美しい修道院です。モン・サン・ミッシェルの位置は、ノルマンディー地方とブルタ-ニュ地方の境目にあって、珍しいお土産もメインストリートのお土産屋さんで買うことができます。

       

周りは遠浅の海になっていて、潮の干満の差を目でみられるのも魅力ですね。

       

お土産は、酪農王国ノルマンディーらしく、チーズ、特にカマンベールの発祥の地で有名です。また、地元の名士、プーラールおばさんの絵柄のバターをたっぷり使ったバタークッキー、地酒では、シードル(りんご酒)、カルバドス(シードルの蒸留酒)などがあります。また、ホリデイツアーでいらっしゃると、プーラールおばさんが創業してから地元の名物料理となったオムレツ料理もまちがいなく賞味できます。ごいっしょにモン・サン・ミッシェルの旅へ行けますよう、お待ちしています。ちなみに、モン・サン・ミッシェルは、季節に関係なく1年中楽しめます。モン・サン・ミッシェルのホテルに宿泊できるツアーもありますから、パンフレットを見て、お近くの販売店に相談して下さいね。
 
        

最後になりますが、ミカエル信仰の広まりとともに、昔から聖なる巡礼の地として栄え、今では世界遺産ブームもあって、フランス観光のメッカとして、世界中から多くの観光客が訪れています。ホリデイツアーは、お気軽にいつでも申し込めます。
   
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