
こんにちは、ホリちゃんです。またまた、ポーランドの話題ですが よく知られたワルシャワやクラクフではなく、知名度は大都市に劣るけど、魅力的な地方都市をとりあげます。 ポーランドは土地が平坦で、高い山はあまりないイメージがありますが、南部の
マウォポルスカ(小ポーランド)は違います。山がちで起伏に富んだ景勝の地に溶け込むようにして、今では非常に珍しい、木造教会の集積があります。総延長1,500Km以上の
「木造り街道」がマウォポルスカ地方にあり、232の木造建築物のうち、6つの教会がユネスコの世界遺産に登録されています。写真は、リプニツァ・ムロヴァナの聖レオナルド教会
です。バロック期の壁画や彫刻が見事で、中に入ると驚きます。
ポーランド南部は、ズロヴァキアと国境を接していて、ザコバネも風光明媚で冬はスキー場でにぎわうリゾート地です。 それから、今回行ってみて感動したのは、ザモシチというポーランド貴族都市です。「ルネサンスの真珠」とか、「理想都市」とか、これ以上ないほど立派な形容詞がつけられている都市ですが、行ってみたザモシチは看板に偽りない、素晴らしいイタリア・ルネサンス様式の都市でした。この町を創ったヤン・ザモイスキというポーランド貴族の意向で、
自分がかつて留学したイタリアのパドヴァをモデルに、周到な都市計画に基づいて、あの
「理想都市」と称えられる街づくりを行ったのです。旧市街の広場の美しさは、ヨーロッパでも有数のものでしょう。EUの中心からみれば、東方の辺境として位置づけられるポーランドでしたが、イタリア・ルネサンス式にならい、フランスのゴシック式や、バロック式にならった美しい宮殿や教会、街そのものをつくっていったのです。後発の国家として、それは当然であるわけですが、そのうち、かなりの街や建築の集積が世界遺産として扱われているのは、ポーランド人のオリジナリティーや独創性が認められた基調な事例と言えるのではないでしょうか?