11月の大阪は、桐山照史くん出演舞台『キャメロット』、そして藤井流星くん主演舞台『NOISES OFF』が開演され、私も観に行って来ました。
流星くんの舞台はまだ公演があるのでネタバレはしませんが、本当にドタバタ劇です！
キャストのみなさんが全員、舞台を走り回っています。
ようこんだけタイミング良く、キレのある動きができるな。。と感心するほど。
それだけカンパニーのみなさんの息が合わないと絶対笑いが生まれないし、これ、どんだけ練習を重ねたんだろ？と次々と小さな事件が起こるたび、クスッと笑えたり、大笑いしたり、めちゃくちゃ楽しい舞台でした。
主演は流星くんって形ですが、キャストみなさんが主演って感じで、みんなに見せ場があり、始めから終わりまで、ずっーーーと笑ってました。
流星くんの演技も秀逸。
『流星くんってこんなコメディも出来るんや』
『こんなに大きな声が出せるんや』
と新たな発見をした気分で、藤井流星の可能性をめちゃくちゃ感じた舞台でした。
これから流星くんの舞台を見に行かれるみなさんは、きっと期待を裏切らない舞台だと思うので、楽しみにしててくださいね。
坂本昌行さん主演、桐山照史くん出演の舞台『キャメロット』は、圧巻の一言。
坂本くんの生歌を楽しみにしてましたが、安心安定の歌のうまさで、聴き惚れてしまいました。
アーサー王のコミカルさや王女に対しての愛情や、周りの人達に裏切られ悲しみに暮れる思いが、坂本くんの歌声でビシビシと伝わってきました。
舞台が進むたび『キャメロット』の世界に惹き込まれて行きました。
そして、我らがランスロットさま！
ランスロットが歌い出すひと言目で『ドキッ！』と心が震えました。
お腹から響く歌声というか、明らかに普段の照史くんの歌い方とは全く違って、ドン！と胸に響く歌声に度肝を抜かれました。
歌が上手いのはもちろんわかってはいましたが、これほどとは！！とビックリ！
自信家でちょっと場の空気が読めないランスさまにクスッと笑えたり、
イケナイ恋だとわかってても、王女に思いを伝え、切ない恋心を表現する歌にメロメロになったり、
ランスロットが何か行動を起こすたびにドキドキしたり、ハラハラしたり、心が忙しく動き回りました。
アンコールでは、観客のみなさんはキャストやオーケストラのみなさんに惜しみない拍手を贈っていました。
その中心にいる坂本くんのやり切ったという堂々とした佇まいに照史くんが憧れる理由がわかった気がしました。
照史くんはアンコールでも坂本くんをたてるためか
観客にはほとんどアピールをしなかったけど、最後の最後に笑顔で小さく手を振って去っていく姿に観客が『わっ♥』と盛り上がっていました。
主演はあくまでも坂本くんだと心得て、自分は少し下がる姿勢でいる照史くんの姿を観て、ランスは場の空気が読めなかったけど、照史くん自身はちゃんと自分の立場をわきまえて、その行動をとれる姿にちょっと誇らしげな気持ちになりました。
やっぱ、いいよね、桐山照史って！笑
流星くんの舞台と照史くんの舞台を両方観られて、両極端の方向性の舞台でしたが、とっても貴重で楽しい時間を過ごさせてもらいました！
また流星くんにはコメディを極めて欲しいし、
照史くんにはもっとミュージカルに出てほしいと思います。
ああ！
この11月は充実した一ヶ月だったなぁ。
楽しかった！