『努力する人はカッコイイ❗』
その一言につきる人物でしたね。
番組開始から体型をイジられてましたが、精神はむっちゃカッコイイ人でした。
あれだけ自分に自信があるのは影の努力の賜物。
発言ひとつひとつがカッコ良かった❗
『アーチェリー 古川高晴』
相葉「貫禄ありますよね?」
児嶋「アスリートって感じじゃないですよね?」
相葉「失礼な」
児嶋「意外とぽっちゃりされている」
身長174㎝ 体重89㎏の古川選手。
☆駆けつけパフォーマンス❗
10m先のピンポン玉(直径4㎝)をアーチェリーで射抜けるか?
0.5秒で貫通❗
驚く相葉さんと児嶋さん。
《ブレない 一直線の秘密》
◎アーチェリーのルール
的まで70m(山手線3車両分の長さ)から、的の中心部12.2㎝(CD一枚分)を射抜く。
1対1のノックアウト方式
制限時間1本20秒
1セット交互に3本ずつ打つ
3本の合計点が高い選手に2ポイント。
引き分けは両者に1ポイント。
先に6ポイント獲った選手が勝利。
◎古川選手の技術
何度も同じところに当てられる!
古川「綺麗なフォームっていうのは再現性の高いフォーム。全く同じ動作で弓を引いて離せば、同じところに飛んでいくはずなんです」
古川選手は弓を引いて離すまで全く同じ動作ができる!
3枚の画像を重ねてみると……
ぴったり重なる!
弓を同じところに当てられるポイントは、弦を引く手ではなく、弓を支える『押し手』にある!
・矢を離す瞬間、押し手がブレてしまうと矢は中心から大きくハズレてしまう。
古川選手の押し手は一直線で全くブレない!
射った瞬間、弓は縮もうとする。折角狙いをつけていても縮もうとする力に負けてしまったら狙っている方向に矢が真っ直ぐ飛んでいかない。
古川選手の腕を触る相葉さん。
相葉「ちょっ何これ?ちょっと触ってみて!パッチパチ!!」
児嶋「すげー!やっぱ鍛えてるんだね」
◎押し手のコツ
①肘をしっかり伸ばす。
②肩をしっかり下ろす。
③体を真っ直ぐに。
◎構え方
①左手を伸ばす。
②右手を顎のところまで。
☆相葉さん、近射に挑戦❗
相葉「めっちゃ堅いんだけど。全然ダメだ!引くことで精一杯でさ……力、すごいいりますね」
相葉さんが持っている弓は女子の力が弱い方用のもの。
試しに古川選手の弓を持たせてもらうと……
相葉「全然違う」
古川選手の弓では顎に持っていくことも出来ない。
《忘れない 特殊なチカラ》
古川選手は記憶がすごくいい。
1年ぶりに帰った実家の家具が10㎝程度動かされていても気づく。「棚の位置変えた?」
◎間違い探しゲーム
この2枚の写真をそれぞれ10秒ずつ見て、間違いを3つ探す。
相葉「1つすごい邪魔な人がいた。もうあれが目いって、俺、一個しかわからなかった」
古川「3つありましたね。わかりました」
・上のカメラマンの横に児嶋さん。
・古川選手が持っている矢が2本→3本
・コーチのスコープの三脚の色が白→青
古川選手は3つとも正解!
《許せない 努力家の原点》
古川選手のライバル 守屋龍一さん。
古川選手は『努力型』
朝6時~夕6時まで練習。
止めなければいつまでもやっていた。
守屋さんは『天才型』
2008年北京オリンピックで明暗を分ける。
古川選手 1回戦敗退
守屋さん 6位入賞
『才能には努力は勝てない❗』と葛藤。
何をやってもうまくいかないとスランプ状態に陥る。
古川母「『頑張って』って言ったら、『お母さん、俺は頑張ってるんだよ。いっつも頑張ってるんだよ』って言われた言葉がズキンときて……」
でも、自身の原点を気づかせてくれたのは両親の一言。
古川父「非常に生真面目に練習してきて今の自分があるんだから、高晴は高晴なりのやり方でやるのが、一番いいのではないのか」
真面目に練習を続けてきたから今の自分がある!→古川選手はこれまで以上に努力を重ねた。
2012年ロンドンオリンピック
銀メダル❗獲得→努力が実った瞬間。
ライバルの守屋さんの存在は、互いに切磋琢磨できる存在だった。
お互い頑張ってる姿を見て自分を鼓舞していた。
相葉「僕の今日会ったイメージだけど、あんまり動揺しないというか惑わされないというか、どっしり構えて俺は俺でやっていくんだっていうタイプに見えたんですけど、心の中ではずっと思ってたんですか?『なんでコイツ練習しないのにこんなにウマイんだよ』みたいな」
古川「ありましたね。もう精一杯で努力しているつもりでも結果が出ないですから。もう苦しくて。でも、自分のやり方は、努力して努力して誰よりも努力していくタイプだと思ったので」
相葉「でも、やっぱりコツコツコツコツ続けていくってことが実を結ぶのが、古川さん見て勉強させられたっていうか」
古川「(僕は)アーチェリーの才能はないと思います。あったらもっとうまくなっていると思います。でも才能がないので、あるとしたら努力をする才能はあるかもしれません」
児嶋「努力できるのも才能!」
《休めない トップの使命》
日本アーチェリー界のレベルの底上げ
↓↓
古川選手が今、一番力を入れている。
①若い選手に自分の技術を惜しげもなく教えている。
古川「付いてきてくれる子が出てきたら、僕も負けられないなっていう思いでモチベーションにもなる」
②全国に足を運んで子供達にアーチェリーの魅力を伝えている。
古川「見て『カッコイイ。やってみたい』より、実際やってみて『アーチェリー楽しいな。もう一回やってみたい』と思ってもらえるのが一番。それでアーチェリーがもっと普及してくれたらいい」
◎ライバルになるかもしれない人に教えるのはどうして?負けるかもしれないのに?
・僕は負けないという自信がある。
・僕が持っている感覚をそのまま話しても、理解できる選手は日本にはいない。
・自分がぶっちぎり強いと信じている。
・ライバル達が上がってきてくれたら、団体でメダルにつながる。
東京オリンピックに出場すると、
アーチェリーで5大会連続出場となって日本で一番になる。団体でメダルを獲りたい。
個人的には東京オリンピックで金メダルが目標!
《マスター相葉のグッ!ときたとこ》
『僕の頭の中を全部教えても再現できる奴は日本にはまだいない!』
相葉「あれ、カッコ良かったよね❗何教えても何も怖くないですもんね。それはスゴいよ。その自信がもう」
本当に自分のやってきたことに自信があって素敵な人でした。
やっぱ、努力を惜しまないでできる人はカッコイイ❗
《ワタシ的ベストショット》
近射に挑戦した相葉さん。
教えてもらった通りのフォームで真っ直ぐ矢を射る姿は、やっぱりカッコイイ。
少し前に弓道をしたときは2mの距離で全く的に当たらなかったって言ってたけど、フォームを教えてもらったから、今度からはちゃんと的に当てられるかも知れないですね?