―知っていた。

結果がそうなることを、僕は知っていた。


母上が尋ねた。

「今日のお昼、何にしたらえぇかな~?」
「"なんでもえぇ"は困るねん。」

「じゃあ、母上は何がえぇの?」

「そう言われてもなぁ~。」

(だよね。)


―数日後。

某大手通販サイトで取り寄せた。
多面体ダイスのセットを。

紙にとりあえず20コ欄を作り、

・カレー
・チャーハン
・ラーメン・うどん・そば
・焼きそば
・・・

15個ほど候補を記入し、二十面体ダイスと共に渡した。

「母上の食べたいものを追加で書いて、困ったらサイコロ振って決めるのはどう?」


―また数日後(今日)。

「夜ご飯、何にしよう?」


こうなることは知っていた。

"問題を解決して欲しい"のが本質ではないことは解っていた。
でも、問いに答えると何か変化があるのか試してみた。

変わらなかった。

自分もそういうことあるよなぁと思いつつ、
ヒトってそういう生物なんだろうな、と、何度目かの事例確認をしたのでありました。
 

はらたいらに3,000点!

思わずそんなフレーズが思い浮かんだ理由は

歯が痛い。


ブリッジの支点になっている歯が、5月に入ったぐらいから痛むのです。
常時でなくって、食事の時に。

そして、どうやらすき焼きの汁に代表あれる甘い系のものが触れるとズキズキ。
たまに米汁の風味を感じる。

何も食していない今は痛まないものの、
空噛みをすると独特のイヤな反応がある。


虫歯か割れか。

次の歯科訪問は5月20日予定。

待つことも考えたのだけれど、なんとなくイヤな予感もあるので週末イケないか電話してみたら、幸運にも空き時間があったので予約を入れてもらった。

さて、どうなることか。
 

――その扉はある日突然開く。

「アルタミラ!アルタミラ!」

予期時不意に脳裏をよぎるこのフレーズ。
中学時代の英語教科書の一幕だ。

アルタミラ洞窟の壁画を見つけた!的な内容だったかと思う。
現地に行ったことはないし、壁画に興味があるわけではない。

しかし、時々この扉は開かれるのだ。

アルタミラ!アルタミラ!


次に開くのは、どの扉なのか。