夢っていうのは やっぱり現実の鏡だと思う

ある程度、現実が反映されてる


先日見た夢の話をします


まず、ぼくは鰻屋の雇われ店長だった

おいおい 串打ち3年、割き5年・・・ の格言を根本から覆してくれてる

全然プロフェッショナル 「ぷ」の字もないのに店長


まあでも会計とかマネジメントに特化してる店長かもしれないから

ここは許す 

免罪符とか発行して、なんとかぎりぎりで許す


で、なんか敵と3-3の弁論大会をやることになった

弁論大会・・・

まあ許す これも許す

免罪符を活版印刷機でガンガン刷って、許す


敵「お前らが負ければ地球は滅亡だ ハハハハ」

ちゃ「ぼくたちは地球を救う! お前らなんかに負けるもんか!」


え 弁論大会で??地球が?

もうね びっくり 

さしものハリウッドでも実写化できない

ハリウッドで実写化できない映画ここにありーっつってね


たぶんね スピルバーグでもこの発想はなかったと思うな


で、3人のメンバーね

おれと弟



ホワッツ?

1人足りねーじゃん




いやいや ツッコむとこはそこじゃない ノットゼアー!

地球滅亡を謳ってるのに、まさかの縁故採用



たぶん おれと弟合わせても 戦闘力30くらいしかない

べジータから「ちっ ゴミだな」とか言われるレベル


やばい 完全に負ける

地球の存亡を賭けてるうちのぱっとしない家族

もうね ネット中継してたら「え? 誰?」とかなる

パラグアイ戦の駒野が呼ばれたときみたいになる

ん? みたいな


おれの弟見たら 

あれ?あいつ国籍、韓国籍じゃね?とか みんな思う




いざ 決戦!


勝った

まさかの弁論の才能を開花させて勝った

もうねご都合主義もいいとこ



地球、救った

なんかもう感動のフィナーレ

来週早々 県民栄誉賞とかもらえそう、大分県から


でね

みんなに向かって スピーチとかしてんの


鰻屋のオーナーが


えー そこ、おれだろ

おれもしくは弟




おれはそのとき知ったね

「縦社会」という言葉の意味を



いやー ほんとね

わけが分からないよ この夢


やっぱ現実を反映してるよ 夢って




このブログもわけ分からないもん




飲みの席での失敗談は場を温める

またそれにより、人と人との絆は深まる と世のおじさんたちは信じているだろうし

事実そういう部分も確かにあり、ぼくもそれを信じている


互いに普段、職場ではさらけ出すことのない部分をさらし、新たな親近感を沸かせ

職場での空気もやわらかなものになる

助けたり、助けられたり それはきっと職場での助け合いとはまた別次元の話に違いない

そうやって少しずつ 人と人との距離は近づき、この世界もまた距離を近づけることになる


酒とそれにまつわる場には そういう効果がある

だからぼくは酒やそれにまつわる場所が好きなのだ




オーストラリアから帰ってから

世界一周のときに出会った旅人たちと飲んでいた 


で、飲み会の全体的な流れやら 途中参加した人の空気の読めないっぷりはここでは語らないが

まあ2軒目に行き


4人しかいなかった飲み会も総勢8人ほどになった

愉快愉快 

誠に愉快なりけり



いつものように、ぼくはネットカフェで泊まるつもりだった為

「このへんで、どっかネットカフェある?」と 飲み会の席にはあまり馴染まない現実感溢れる言葉を繰り出した

飲み会とは普段吐かないような大言壮語を繰り出すのがふさわしい


例えば 「おれの夢はパンになることだ!」とちょっとデカいことを言ってみたり

あるいは 「私の夢はパンはパンでもルパンルパーン♪」と一人で歌いだしてみたり

あるいは 「『パンがなければ、ブリオッシュを食べればいいじゃない』と言ったとされてるマリー・アントワネットだけど ほんとはそれは彼女が言ったのじゃないのよ

あなたは彼女が最後に言った言葉を知っているからしら?

死刑執行人の足を踏んでしまった時に

『ごめんなさい。わざとじゃないのよ でも、あなたの靴が汚れなくてよかったわ』と言ったそうよ

素晴らしいと思わない? サウイウモノニワタシモナリタヒ」
と 宮沢賢治風にクダを巻いてみたり


そういうのが 相応しい


今回のように「ネットカフェ」などという貧しさを想起させるような くだらないことは言うべきじゃないのだ


しかし まあ言った

言ったものはしょうがない

しょうがないから 誰かが答える

その誰かは酔ってた

その酔った誰かが答える


酔った誰か「渋谷のHIVの上にあるよ!」



ちゃ「それ エイズのやつやん」と 小声でつぶやくと

目の前の美人が噴き出した


かくも飲み会とは愉快なものだ

今日も飲む飲む 明日も飲む飲む

ぼくらは酒で世界を回し 自分の視界さえも回すのだ

まだまだ飲むぞ どんどん飲むぞ




その日のコーラは とてもおいしかったです

3月から急に本を読み始めまして 小説っていうのはずいぶん面白いものだな

と感じて 早9ヶ月

全約90冊77作品を読みました

・・・たぶん 何作か抜けてます



せっかくなので、個人的なランキングを出してみました 

暇だし 新年っていうのは、新しい志とともに始めるものだろう!という想いもあるわけです(年末に書き始めたくせに)


年末の忙しいときに 「ぱ~っと書きあげてしまうかぱ~っと」とか言って書き始めたくせに

「ええ?図書館戦争の3作目の内容かい??」、「ええ?ぼくごときがランキングなんか付けちゃっていいのかい??」

と マスオさんのごとく素っ頓狂な声をあげまして


このほどようやく書き終わった次第です

1月2日から一体なにをやってるのだ・・・という感じがします

年賀状書けよ!と言われそうですが 年賀状まだ買ってません

明けましておめでとうメール返せよ!と言われそうですが 2通しか着てません


注意1.40位から60位くらいはわりといい加減です

注意2.伊坂幸太郎が多いのは気のせいです

注意3.納得いかへん!!などの声、お待ちしてます 最高におすすめの本の題名を付け足すのを忘れずに

注意4.ミシュランの区分けをパク・・・参考にしたのではありません

注意5.ミシュランはフランスの元世界トップシェアのタイヤメーカーです

注意6.ミシュランからトップシェアの座を奪ったのはブリジストンです

注意7.ブリジストンとは「ブリッジ(=橋)」、「ストーン(=石)」の連語で 石橋さんが創始者です

注意8.石橋なら「ストーンブリッジ」では?・・・ゴロが悪かったそうです




いつか本を手元におき、周りにすすめずにはいられない読み物


1位.ゴールデンスランバー 伊坂幸太郎

正直、2位の「オーデュボンの祈り」と悩みました 1度、読んだだけではオーデュボンだったんですが

再読して 「こりゃ、ゴールデンスランバーが・・・」となり、第一位です

ある男の緻密な計画に組み込まれた濡れ衣 逃亡劇を描いたものなのですが爽快感があり、くっと笑えるところもあり、最後にはほろりときました

やられました 正直

この主人公にその友達にその両親に この作者に

同じ時代に 母国語で 伊坂幸太郎の作品を読めることをぼくら日本人はもっとうれしがってもいいんじゃないのかなって思います


2位.オーデュボンの祈り 伊坂幸太郎

絶対にあるはずのない荻島といるはずのないしゃべり未来を知るかかしの姿が目に浮かびます

見えない複線を張り巡らせ、それらすべてを回収していく作業は見事としか言えません

「この島に足りないものは?」 まったくデビュー作っていうのはいいものです


3位.青い鳥 重松清

吃音症の主人公 どもりながらも生徒に寄り添う先生の姿を描いた物語

泣けます 第一章から

最近によくありがちなお涙ちょうだい、悲劇のヒロインです私! みたいなやらしさがないのがいいです


4位.重力ピエロ 伊坂幸太郎

3月にタイの離島で読んだ本 ヨーロッパでもらった本でずーっとバックパックに入れてて、ようやく読んだ

いや、読むつもりもなくて 暇なときに無造作に開いたページを数ページ読む、ということを何度か繰り返してたら

止まらなくなり、読了

この本を読まなければ、ぼくはんもう数年小説を読むことはなかったと思います

美しくも強い家族愛を描いた作品です

 

5位.ペンギン・ハイウェイ 森見登美彦
生意気で賢い少年と謎のお姉さんの物語

会話がね、ぼくはとても気に入ってます


6位.バイバイ、ブラックバード 伊坂幸太郎

4人同時に付き合っていた男がそれぞれに別れ話を切り出す話

すべての女性が個性的でひとくせあって、それがまた楽しいのです


7位.ハリー・ポッターと死の秘宝 J・K・ローリング

ハリー・ポッターシリーズ最終章 ここまで読むのに足掛け10年

ラストにはスガシカオの「春夏秋冬」がずっと頭の中で流れてきました

長かったけど、読んでよかったなと思える作品です


8位.終末のフール 伊坂幸太郎

世界が終わる少し前の話 終末の話なのに、まるで悲壮感漂うことなく各キャラクターが描かれており

ほっと心が温まる作品です


9位.チルドレン 伊坂幸太郎

主人公の屁理屈野郎が屁理屈をこねまくる話

なのに、どういうわけか彼の周りは彼に救われていくのです

どうして伊坂幸太郎の描く人物はこれほど個性的で楽しいやつらが多いのか 不思議です


10位.プリンセス・トヨトミ 万城目学

おれもひょうたん並べたいわー と思いました

あるはずはない、絶対あるはずはない!と思うけど 

「もしかして・・・」、「・・・できればあってほしい」

そんな秘密をたくさんの人々と共有したい というのが、率直な感想でした


11位.サクリファイス 近藤史恵

12位.きよしこ 重松清

13位.シアター!1 有川浩

14位.オー!ファーザー! 伊坂幸太郎

15位.図書館革命 有川浩

16位.フィッシュストーリー 伊坂幸太郎

17位.白夜行 東野圭吾

18位.陰日向に咲く 劇団ひとり




知人に「おすすめの本は?」と聞かれたら答える読み物


19位.砂漠 伊坂幸太郎

20位.マリアビートル 伊坂幸太郎

21位.死神の精度 伊坂幸太郎

22位.神様のカルテ① 夏川草介

23位.陽気なギャングが地球を回す 伊坂幸太郎

24位.40 翼ふたたび 石田衣良

25位.グラスホッパー 伊坂幸太郎

26位.魔王 伊坂幸太郎

27位.ラッシュライフ 伊坂幸太郎

28位.アヒルと鴨のコインロッカー 伊坂幸太郎

29位.シアター!② 有川浩

30位.食堂かたつむり 小川糸

31位.美丘 石田衣良

32位.模倣犯 宮部みゆき

33位.TVピープル 村上春樹

34位.ガール 奥田英朗

35位.一億円もらったら 赤川次郎






おもしろかったが、あえて知人にはおすすめしようとは思わない読み物

36位.夜は短し 歩けよ乙女 森見登美彦

37位.陽気なギャングの日常と襲撃 伊坂幸太郎

38位.図書館危機 有川浩

39位.うつくしい子ども 石田衣良

40位.定年ゴジラ 重松清

41位.シューカツ! 石田衣良

42位.ビタミンF 重松清

43位.強運の持ち主 瀬尾まいこ

44位.モダンタイムス 伊坂幸太郎

45位.神様のカルテ② 夏川草介

46位.あるキング 伊坂幸太郎

47位.図書館内乱 有川浩

48位.変身 東野圭吾

49位.流星ワゴン 重松清

50位.図書館戦争 有川浩

51位.池袋ウエストゲートパーク 石田衣良

52位.ハリー・ポッターと謎のプリンス J・K・ローリング

53位.鹿男あをによし 万城目学

54位.カッコウの卵は誰のもの 東野圭吾

55位.塩の街 有川浩

56位.疾走 重松清

57位.ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 J・K・ローリング

58位.妖怪アパートの幽雅な日常① 香月日輪

59位.空の中 有川浩

60位.その日のまえに 重松清

61位.博士の愛した数式 小川洋子

62位.放課後はミステリーとともに 東川篤哉

63位.くちぶえ番長 重松清

64位.県庁おもてなし課 有川浩

65位.妖怪アパートの幽雅な日常② 香月日輪

66位.ぼくが愛したゴウスト 打海文三

67位.アキハバラ@DEEP 石田衣良

68位.六番目の小夜子 恩田陸

69位.椿山課長の7日間 浅田次郎






読む時間を他の本にあてればよかったと感じる読み物



70位.SOSの猿 伊坂幸太郎

なんだかよく分からない、これが一番の感想です

会話の面白さは確かに伊坂幸太郎だけど・・・


71位.イニシエーション・ラブ 乾くるみ

仕掛けの為だけに書いた、単調なラブストーリー


72位.空中ブランコ 奥田英朗

なんだかわざとらしさが偏在する、というか・・・

いい物語ではあるんだけど、特に面白いと思うまで入り込めなかった


73位.テロリストのパラソル 藤原伊織

これは一体なんなんだろう?ミステリーにしては、手がかりがなく

いきなりバーンと始まって、いきなりジャーンと終わってしまった


74位.SPEED 金城一紀

軽い物語でした 最近はやりの本かもしれません

へー という感じです


75位.マボロシの鳥 太田光

水嶋ヒロが帯コメントとか書いてたので読んでみました

爆笑問題の太田が書いた小説です うーん・・・抽象的ですし、よく分からないですし

なにかをパロディーとして書いたのかな、という気がします


76位.約束 石田衣良

なんの下調べもなく書いただけの作品に感じられました


77位.熱帯 佐藤哲也

一番、謎というかよく分からないというか

面白さを見いだせなかった作品です

特に爽快感もなく 読み進めるのに疲れました




もともとぼくは小説なんてものを読みません

一年に2冊くらいです それが9ヶ月で90冊

今年一年で100冊は超えるでしょう


でもね こうやってたくさん読むようになったなんてたまたまなんですよ たまたま

たまたまもらった重力ピエロという本が面白くて ちょうどその作家を好きになった先輩から本を借りて

そこから他の作家を読んで

なにこれ!やばいやん! 本面白えやん!って


ぼくは今、26歳で 来年は27歳で 

年月とともに 腰が痛くなっただ、体力がなくなっただ、抜け毛がひどくなっただ

女性ならシワがどうだ、腰回りの脂肪が増えただ・・・

当然、もっと歳をとれば 加速度的に老化は進み

未来はもう暗澹としたものです


でもね 思うわけです

こうやって 歳を重ねるということが 人生の楽しみをたくさん知っている、ということになればね

歳とるってこともそう悪くないんじゃないのかって


なんかそれなりに年明けっぽい挨拶になったな うん(年末に書き始めたくせに)

まあ今年もこのよく分からないブログに立ち寄ってくれれば幸いです


それではみなさん(いや、そんなに読んでる人いないか いいじゃないか、便宜上 誇張表現じゃないか? そうかな?! そうだろ!)

・・・それではこのブログを読んでる世界で数人の奇特なみなさん 今年もよろしくお願いします



群馬に行った


これには少し長くはなるが れっきとした理由がある

このブログを読んでいる敬虔な読者であれば、気付くだろう

・・・いないか


世界一周中に マレーシアへの飛行機の中で、隣に座ったイラン人と仲良くなり泊めてもらった

彼らは昔、日本に住んでおり ある人物と連絡をとりたい、というのだ

しかし、彼らはイラン人であり、今は日本への入国が難しくて ぼくに頼みたいというのだ

なんてすばらしい人選なのだろう 名探偵気質抜群のぼくを選びぬくとは大したものだ

エジソンがフィラメントに京都の竹を使うくらいのセンスだ


その人物が群馬にいるのだ


名前はタグチ タツオ

奥さんはイラン人

歳は60歳くらい

住所は 群馬県伊勢崎市~埼玉県本庄市の間  たぶん


くっくっく とアカギ並の不気味な笑みを浮かべたわ

楽勝だぜ イッツ ア ピースオブケイクだぜ!


と 意気揚々と群馬まで行ったわけだ


そして 群馬にはあの男がいる 群馬の男だ

もちろん こちらも熱心な読者であれば、彼らのエピソードの一つも思い出すことだろう


彼の家で電話帳を調べ、彼に車を出させて はい終了


めちゃくちゃ簡単!!

「募集 群馬の男に頼むだけの仕事あります」 楽勝だぜ




しかし群馬の男はつれない

群馬「今、一番収穫の忙しい時期だから」

群馬「チャリ貸すわ」

と 折りたたみ自転車を渡してきた

これで狭い道もす~いすい って、バカ!めちゃくちゃ大変!


仕方なく、片道30kmの道のりをチャリで走る 

楽だ あとは電話帳をぺらぺらっとめくって、タグチさん見つけて電話かけて、ちょっと理由話して、はい終了

簡単!!


「募集 チャリこいで電話帳めくるだけの仕事あります」 簡単簡単



ちゃ「明日帰ってくるわ!」と 出発をした

意外と電話帳がない あっても、企業だけ

あれー?と思いつつ 警察に聞いてみる

ポリスメン「なにか事件に巻き込まれてるわけでも、家族でもないんだろ?」と、にべもない


仕方なく 市役所に駆け込む

職員「いえ、教えられません」 いや、別にあなたの娘の小学校を聞いてるわけじゃないんだ!いいじゃないか!



なんてこった

どうしたらいいのか分からない

群馬がこれほどまでに暗く閉ざされた場所だとは思わなかった

公的なものは口を閉ざし、電話帳もあてにならない 

その市に知り合いもいない 

その上、今気付いたんだけど 超手がかり少なくないか?




「名前はタグチ タツオ

奥さんはイラン人

歳は60歳くらい

住所は 群馬県伊勢崎市~埼玉県本庄市の間  たぶん」




「募集 すご腕の探偵」



結局、めんどくさくなり その日のうちに群馬の男の家に帰りました


翌日

群馬の男に連れてもらった店で

太田焼きそば という真黒い焼きそばと

みそおでん

焼きまんじゅう


を 食べさせてもらい


群馬の男の家で

黒糖サーターアンダキーを頂戴する



全部、真っ黒!!



群馬は闇の中

現実から逃亡したい場合には群馬の漆黒の中がいいと思う



群馬の男にAKBの説明を熱心にしたことも 群馬の闇に取り込まれてほしい

ちょうど手持ちの本も読み上げてしまい

セレブな読書旅も「いかにして暇をつぶすか」ということに焦点が当てられた

7月のシドニーはけっこう寒い おそらく10℃は切っている

サンダル一つで来たぼくが、外に出るだろうか? いや、出まい 出るわけないし 出るとしたら、雪が降るし いや、雪降ったら困るから外に出ないけど

雪が降らないのは、ぼくがひきこもってるおかげだと今でも自負しています



読書は主に伊坂幸太郎を読みふけ あまりにも面白かった為

すぐ読み終えてしまった

ラストの1冊は自己啓発本で、もう啓発する必要もないほど内なるパワーに彩られているぼくにとってはそれはまったく必要なかった

そういうこともあってか それともその本が「原則原則」うるさいからかあまり没頭することができなかった

一応 「世界で一番売れている自己啓発、ビジネス本」らしい

「7つの原則」とか そういう本であった

・・・・すすめてくれた、Tさんごめんなさい



まあそんなこんなで とにかく暇だったわけです

同室の人とも仲良くはないし 「新しい日本人が来たぞ!」と噂を聞いたのに、おばちゃんだったので ずこーってなった その瞬間だけは、吉本新喜劇に入団してエースとれるかも?と感じたほどだ

でまあ、ある日若くて明るいオランダ人の2人組が来た


2人は二十歳ということだけあって ぼくとよく気が合い、よくしゃべりかけてくれた

そしてぼくはぼくで 話を振られると面白いことを言い、2人を笑わせてやった

帰る前日には「オランダに来るときは連絡ちょうだい!」と言われ、メモを渡された 

ぼくは厳かに「OKファーム」と言い残し、即座に紛失した

ぼくらは旅人だ 縁があれば、どこでも出会うのだ これからの人生という旅路でぼくらの旅程が重なることを祈っている

別れとは、更なる出会いのチケットなのだ すべての出会いを持ち、新たな出会いはできないのだ

そういうことに他ならないのだ 

だから ぼくは無意識にポケットに入れたレシートと一緒にそのメモを捨てたのだろう

ぼくは根っからの旅人気質であるのだ



そんな彼女らがある日ツアーに行ってきた

もちろんぼくはその日も雪を降らさせない為に宿にひきこもっていた

帰ってきた彼女らはぼくに「今日はなにをしてたの?」と聞き、ぼくは「リーディング ブック」と答える


ぼくは聞く 「ツアー グッド?」

彼女らは答える 「ツアーもよかったけどね 会った人みんながよかったよ!」

ぼくは話を促す 「アイシー」

彼女らは続ける 「メキシコ人はフレンドリーだったし!ブラジル人は面白かったしね!!」

ぼくはさらに話を先へと促す 「アイシー」

彼女らは饒舌に語る 「フランス人は最低だったね!こんにちはって言ってもしゃべらいないの!」

ぼくはほどよいあいの手で促す 「アイシー」

彼女らはよく回る舌で続ける 「アメリカ人もダメだったね フレンドリーじゃなかったの」

ぼくはさらにうまい切り口で彼女らをしゃべらせる 「アイシー」

彼女らは饒舌に饒舌を重ねる 「ドイツ人もよくなかったなぁ・・・でも、みんなよかったよ!!」




ぼくにはアイシーチップが埋め込まれているのではなかろうか