親子室(乳児園内)での夫婦揃っての面会は、確か2、3回くらい行ったかな。
(思い出しながら書いてるので、だんだん記憶があやふやになる)

彼女は最初からやぎさんがお気に入り。

だいたいやぎさんは子供に好かれるのだ。

姪っ子達のお気に入りだし、里親認定前の研修でも、そこに座っているだけなのに、子供ちゃんの方からワラワラと寄って来て「抱っこ」と迫られ、ずーっと抱っこしてたし。。。

なんか、オーラを出してるのかしらん?

お散歩大好きの彼女に靴下を見せると「あっ、あっ、」と言って手を伸ばす。
彼女にとって「靴下=お散歩」のサインらしい。

親子室にずっといてもつまんないから、靴下を見せて散歩に誘う。

すると、今まで遊んでたおもちゃを「ナイナーイ」と言って、おもちゃ箱に投げ入れ「あっ、あっ、あっ、」(はかせろ~、散歩いぐ~)と寄ってくる。

「お散歩行く?」と聞くと、「う~ん」と言って、お座りトンをする。

カワイイというか、面白い。

彼女を先頭にワタシとやぎさんで園庭をウロウロ。

階段やスロープの昇り降りを繰り返したり、園内の複合遊具で遊んだり。。。

ホントに自分で遊んでくれるから楽だわ~。
遊んでいる間も、チラチラとお母さんがちゃんといるか確認する。。。。かわいい。

小さい水溜りを見つけて、バチャバチャ歩いたりもしたけど、彼女の好きにさせる。
靴と靴下が濡れるくらいだからたいしたことないし。本人も楽しそう。

基本的に彼女の行動に対しては「ダメ」とか言わないようにしてる。命の危険がなければ何でもOK。彼女のペースと欲求を大人の都合で遮ったり、変に介入しないように気をつけながらいつも見守ってる。

11時半を過ぎると、親子室に戻る。
オムツを変えて、手を洗って、ご飯を食べる準備をしてからお昼ごはんが届いたので、いつものようにエプロンして食べさせる。

一緒に食べていいのかわからず、彼女が食べるのを二人で見守りながら食べさせた後、私たちが持参したお弁当を食べる。

まあでも、二人でお弁当を広げれば彼女は興味深々で、ワタシの膝にストンと座って一緒に食べる気満々。
そりゃそうだ。

彼女が「これ」というのを食べさせつつ、ごはんを食べる。

お野菜でも玄米でもパクパク食べる。
おどろいたのが一番のお気に入りは梅干。
ワタシがつけた小梅だから、昔ながらのしょっぱい梅干なのに、一個分ペロリ。

みそ汁大好きだし、梅干好きだし、どうやら和食党かも。

ごはんを終了後は、布団を引いてカーテン閉めて親二人でゴロゴロしてみるも、やはり昼寝する気配を見せない。

そのうちにワタシの方が眠くなる。
寝ちゃっても見てくれる人が(つまりやぎさん)がいるから、まあいいかぁ。。。。

カーテン閉めて暗くしてるし、やぎさんはウイスパーボイスで彼女に話しかけてるし、なんだか気持ちいいなぁ。。。
なんて思ってたら、わたしがいつもうつらうつらしてしまう。

「あれ?はなちゃん?寝てるの?」
って言うやぎさんのセリフで、フッと目が覚めた。

横を見ると、やぎさんの膝に座っているはなちゃんのお目々が半開きになって、頭ががくんがくんしてる。

「あれ~、寝たんだぁ」

またもや、寝かしつけてしまったやぎさん。。。。

うらやましい限りです。。。

お昼寝後は、おやつを食べてお散歩に行こうと思っていたら、はなちゃん自らやぎさんのお膝の上にちょこんと座って甘えモード。

いいなあ。ワタシにはそんな態度取らないなぁ。

しばらくお膝で遊ばせてから、散歩に行く?って聞いたら、「ウンウン」とにっこりしながら頷くので、3人で園庭へ。

乗っても、押しても遊べる車型のおもちゃを持ってきてあげたら、喜んで押しながらウロウロ。

お散歩後は、夕ご飯を食べさせてその日はおしまい。

やっぱり、ひとりよりふたりの方がワタシも楽しいし、彼女もも楽しそうだった。
次のわたしだけの面会の日。

ヤギさんのアドバイスに従って、
「寝なければ寝なくてもいいやー」と開き直って、ずっと付き合ってみるも、ホントに寝ない。

昼寝しないとどうなるか。。。

おやつを食べた後の散歩がなんとなくグズグズになる。

もしくは、夕ご飯を食べた直後に寝てしまう。

どうやら、このご飯を食べた後眠くなる(もしくは寝てしまう)のが職員さんたちには迷惑なようだ。。。

でもさー、新米母さんもどきなんだからしょうがないじゃんしょぼん

園側からそんな雰囲気を感じると、別の意味でどっと疲れてしまうのであります。。。
親子室での一対一での慣らしが落ち着いてから、やっと里父さんとの面会が可能になります。

で、里母と里子の関係が良好かどうかを計るポイントが「お昼寝」なのですが、とにかく寝てくれないので、なかなかヤギさんが面会できません。。。(トホホ)

結局、お昼寝はあんまりしないんだけど、親子室に入ってから彼女の表情がとっても良くなってきたことを目安に、なんとかヤギさんと一緒の面会にOKがでました。

ここまでくるのに約1ヶ月半。
ヤギさんのはじめての面会の日。

午前中は、わたしと彼女のやり取りをニコニコしながら眺めて様子をみていたやぎさん。
なんとなんと、午後はすんなりと彼女を寝かしつけてしまいました。。。

ええっ、なんで~ぇえっ

やぎさん曰く、
「寝なきゃ寝なくていいよ」って思いながら相手してたからじゃない?
ですって。

う~ん、助かったような、悔しいような、うらやましいような・・・複雑なキモチ。。。


そして、彼女を囲んで川の字に昼寝する様子をみて、
「ああ~、家族になるんだなぁ~」
と、しみじみ思ったりしたのでした。