昔、三条河原町の近くにちびまる子ちゃんのおじいさんの“さくら友蔵”に、そっくりの店主がやっていた“おでん屋”さんがありました。
カウンター10席程の小さなお店です。入口付近ににテーブル席もあったような気もします?
薄味の“おでん”が、たいへん美味しい店でした。
若き日のスパンキーはその店が大変気に入って、友人、知人を『“さくら友蔵”がやっている店に行きまへんか?』と誘って頻繁に通っておりました。
ほんとうに、顔も雰囲気も“さくら友蔵”にソックリで、おでんも美味しいので連れて行った友人、知人達には、おおうけ でした。そしてスパンキーがその時、仕事としてました、タウン情報誌にも取り上げました。それを読んで来られたお客さんも沢山来られたようです。店主も大変喜んでおられスパンキーを信頼しておられました。
一年位過ぎて、久しぶりに、会社の同僚数人とその店に行きました。
やはり“おでん”はたいへん美味しい!
店に来るのも久しぶりです。
スパンキーにも長い間、会ってなかったので、店主に聞いてみました、『スパンキーは最近来てますか?』
いつも穏やかでやさしい笑顔の店主の顔が雲った、『最近全然来てくれはりまへん。』それも多額のツケがあり、未払いとの事です。
『困ってるんです。』店主は怒っているというよりは寂しそうでした。
“だまされる 老いぼれじじい ここにあり”
(友蔵こころの俳句集より)
『なんちゅう奴や!そんな事になっていたとは…。スパンキーに言っときます。』
楽しく過ごしていた時間が帰り際になり、気まずくなってしまいました。
そんな事があり、その店には行きづらくなってしまいました。
一年後、友人達と“ちびまる子ちゃんのおじいさん”に会いに行こうという事になり、行ってみるとすでにお店は無くなっていました。
さみし~い。
(スパンキーはその後ツケの代金は払いに行ったはずです。)