初めてブログを書く気になったのは、「宝塚100周年前夜祭 DREAM, A DREAM 」を見たからです。

 

趣旨からすると、ちょっと違うのでは?と思うステージでした。

しかも、この演出家さんは、観客の気持ちが判らない、自己満足的な方なのでは?と。

最高潮に盛り上がった1幕の終わりに取ってつけた歌唱。

出演者全員の盛り上がりに、鳳蘭さんのすごい迫力の、感動の幕が下り、その興奮を胸いっぱいに感じているのに、その気持ちに水をかけて無理に歌を聴けと言わんばかりの演出に、その歌唱が素直に耳に入ってきませんでした。

 

歌いつなぎの多いこと、出演者の偏った使い方。なにより、宝塚100周年に対する思い、尊敬、が薄いのでは?

宝塚の象徴のような、スーパースター鳳蘭さんの演出の仕方も腑に落ちません。

 

さすがトップスターの方々のオーラは素晴らしく思いましたが、そのスターさんがかすむほどのオーラを放ち君臨するかのような鳳さんのすごさ、素晴らしさを改めて思い知らされました。

大物過ぎて使いこなせないのだろうと思いましたが、それにしても、故意に出番を少なくしたとしかおもえませんでした。 

それでも、見終わったあとは、出番の一番少ない鳳さんが心に焼き付いています。

このスター鳳蘭さんの活躍するレビューを是非しっかり観てみたいと思いました。

 

この作品は、演出家荻田さんとは関係なく ひとえに、出演者の皆さんによって素晴らしい舞台になったと思います。

 

それにしても、剣幸さんの歌のうまさ、鳳蘭さんの素晴らしさと言ったら・・・感服です。