昨日、渋谷のパルコ劇場にて、舞台【幽霊たち】を観てきました。


観に行こうと思ったきっかけは、原金太郎さんが出ているから。

原さんは、以前NHKの番組【祝女】で無限男子のマネージャー脇田六郎さん役をしていた俳優さんです。


他にも、佐々木蔵之介さん、奥田瑛二さん、市川実日子さんなど、顔ぶれを見ただけでも面白そうだなぁと。


原作本も読んで、予習して行きましたが・・・「このお話をどんな風に舞台に??」

何だか想像がつかなくて。

いろんな場面が次々に出てくるし、回想も多いし、どうやってやるんだろう??と。

原さんが「かっこいい舞台」と言っていたので、とにかく楽しみにしていて。

初日の昨日、早速観に行きました。


劇場の入り口でテユ友Nちゃんと待ち合わせ。

ロビーにはたくさんのお花がありましたブーケ2

(メンタメに出演するROLLYさんからのお花がとても可愛かったので、写真に撮りたかったです。←でも撮影禁止NGで残念。)


ご自由にお使いください、とブランケットが置いてあったので借りて劇場内へ。

前から8列目のわりと真ん中あたりの席で、舞台全体がよく見えていい席でした♪


そして開演時間。

劇場内が真っ暗になり、明かりがついたら佐々木さん演じるブルーが舞台のまん前にいました。


とにかく、最初から最後までかっこいい面白い舞台。

舞台の転換(物の出し入れや配置換え)も全部役者さんがやっているのですが、動きがきれいでした。

あと、歩きっぷりが見事(←文章だと意味がわからないかもしれないですが・・・とにかく見事としか言いようが。)


最初は無邪気なほどに明るかったブルーが徐々にあせりや不安やいらだちを抱えて変化していくところ。

ブルーと元ボスのブラウンとのやりとりでの二人の温度差。

ブルーとオレンジの再会場面。

ブラックとの接触。

等々。


うわ~、すごい!こうやってお芝居になるんだ!

驚きと感動を感じました。


そうそう、女性役はすべて市川実日子さんがひとりでやっていて、それも面白かったです。

すてきでしたキラキラ


原さんは『ブラウン』という役なのですが、原作ではちらっと出てくるだけだけど、舞台では出番がたくさんあってにひひ

覚えるのが大変、と言っていた『ではけ(←舞台上の出たり入ったり)』も確かに大変!!

原さんだけじゃなくて、全員!

俳優さんってすごいなぁ~えっ演出するってすごいなぁ~えっって、改めて思ってしまいました。


【幽霊たち】は東京公演は7月3日(日)まで。その後、7月5日(火)の長野・須坂市文化会館メセナホール、7月8日(金)は広島ALSOKホール、7月14日(木)は福岡・ももちパレス 大ホール、7月16日(土)から18日(月・祝)までは大阪・森ノ宮ピロティホールと、各地を回るそうです。

興味のある方ぜひぜひニコニコ


原作本も面白かったです本

幽霊たち (新潮文庫)/ポール・オースター