昨日は6月9日ロックの日・・・
とは言うものの、特にロックも叩かず(←ドラムのこと)にいそいそと着物を着こんでお出かけしました。
もう単衣の季節なので、唯一持っている単衣の江戸小紋。(細い縦縞)
単衣の時って帯は何を合わせればいいんですか?と先日着付け教室の先生に伺ったところ、
「博多帯がいいわね~。持ってる?無ければ夏の帯でいいわよ。」とのこと。
博多帯を持っていないので、これまた唯一持っている夏の帯を締めて。
帯揚げと帯締めも夏用にしました。
着物の緑がかった淡いベージュ(裏側はグリーン地に細かい点々がいっぱい入っていて、よーく見ると『来福』という字が隠れてます。)と帯のグレーが大人っぽくて涼しげな組み合わせに。
・・・唯一のもの同士が、ピッタリ合ってよかった・・・
多少変でも、これしかないから着てたとは思うのですが。
(これはこれで斬新、とか前向きに)
さて、着物を着て友だちと待ち合わせて向かった先は国立劇場大ホール。
着付け教室でチケット斡旋があった歌舞伎鑑賞教室【義経千本桜】を観に行きました。
歌舞伎や作品の解説を聞いたり、観客の中から二人ステージに上がってプチ歌舞伎体験したり。
MCの中村壱太郎(かずたろう)さんは20歳ということでしたが、爽やかで若々しくありつつもしっかりしていて落ち着いてるなぁと思いました。
その後、【義経千本桜】の『河連法眼館(かわつらほうげんやかた)の場』を鑑賞。
先ほどのMCのお兄さんが、今度は静御前に。
席が前から4列め&花道のすぐ横で、目の前で静御前を見ることができました。
ものすごく可愛かったです
登場してきて花道の途中で立ち止まり、愛する義経との再会に嬉しそうな表情をするのですが、これがまた『恋する乙女』のオーラを感じて。
目がキラキラしてて
何ていうか「ま、負けた・・・(女性として)」と思ってしまいます
その壱太郎さんのお父さんの中村翫雀(がんじゃく)さんが、義経の家来の佐藤忠信と、忠信に化けた源九郎狐の二役を演じていたのですが、狐の表情と動きがとてもキュート
結構アクロバット的な動きがあったり、ブレイクダンスの技みたいな動きもあったりして、へぇ~すごい!
というわけで、すっかり成駒屋親子に釘付けな私でした
楽しかったので、また歌舞伎を観たいなぁ