泊まった宿は、momoちゃん とあずたん が先週泊まったのと同じ
宿坊 『極意』
「あぁ、戸隠に来たんだなぁ。」としみじみ実感するような風情のある佇まい。
中社のすぐ近くと聞いてはいたのですが、思っていた以上に近くて「こんなそばで泊まれるんだ~。」とワクワク
宿坊のお食事は味もボリュームも満点!という感じで、大満足
momoちゃんが「これ、この間もおいしかったの!」とオススメの『そばの実雑炊』
とってもおいしかった~再び戸隠を訪れたら、また食べたいです
宿で一つ困ったと言うかびっくりしたというか・・・だったことは、テレビの受信が微妙で見ている途中で急に違う番組を受信し始めたり、さっきまでキレイに映っていたのに急にザーザーと砂嵐状態になったりしたこと。
アンテナの調子が悪くて映らなくなるっていうのはわかるけど、チャンネルを変えていないのに番組が変わる現象が不思議でした!
あと、旅の間デジカメの不調にも悩まされました。携帯のカメラでしのぎましたが・・・。
電化製品の不調って、何か毒出しかなぁ~??
翌日・・・6時から散策へ出かけました。momoちゃんからのアドバイスで、カイロを携帯♪
最初に、前日大荒れだった鏡池へ。澄んだ空気の中、池の周りをてくてく歩いたり、写真を撮ったり。
雲が風に吹かれて流れていくさまを眺めたり、お日さまが顔をのぞかせるのを見て喜んだりしました。
次にいよいよ戸隠神社【宝光社】
木漏れ日がさして、とても心地よい空間でした。
次は中社。本殿の方から空に向かって光が溢れているようでした
気に入った木に触れながら階段を登りました。
本殿にお参り後、年齢を告げて引くおみくじを引いたところ『吉』
「何事にも時到るの兆なれば思ひ立つことは雨のはるるを待たずしてはじむべし」
ということなので、やってみようと思ったことは即実行していこう、前へ進んでいこう、という気持ちになりました。
全体的に良いことが書いてあり、嬉しい内容でした。
そして奥社へ。
息を止めて随神門をくぐりぬけると、何とも整った世界。
大きな杉の並木を見ながら歩いていると、聴こえてくるのは木々の間を渡る風の音。
静かできれいな場所でした。
広葉樹は葉を黄色く染め始めていて、秋の訪れを感じました。
本殿に近づくと風がやみ、代わりにせせらぎの音が大きくなってきました。
登ってきたかいがあったなぁ~と思えるような景色が見えました。
写真だとわかりづらいですが、後ろのほうにギザギザの山並みが見えます。
本殿へ参拝し、またおみくじを引いたのですが・・・
「おみくじをお願いします。」と頼んでからハッとしました。
「もし凶とか引いちゃったらどうしよう?」と。
登ってくるのに1時間くらいかけて来ていたので、鳥居まで戻って引きなおす・・・というのはできないのに、おみくじなんて引いちゃってどうしよう~と一瞬あせったものの、「まぁいいか
」とすぐに気を取り直して結果待ち。
またまた『吉』でした。今度は少し厳しめの内容。
「何事も水にいて水に溺れず火によれどもやけぬ心を持つべきなり。禍福は身のおこなひにありとしるべし。」が心に響きました。
自分の気持ちや行い次第で現状を変えていける。なりたい自分を目指して行いを正していこう~という気持ちになります。
普段は適当に過ごしているけれど、おみくじを引いたときはその言葉から自分を振り返って、ちょっと真面目な私になれる瞬間。
その後、境内で周りの景色を見たり、せせらぎや滝の音を聞いたりして、しばらくのんびりとその場の空気を堪能してから帰りました。