こんにちは。
あずにゃんです。
今日は、「現状に不満があるなら1mmでも動き出すことが大事」
というお話をしたいと思います。
私が派遣社員として働くようになったのは、
2017年の4月からです。
それまでは、ずっと夢だった日本語の講師として、大学で8年(+フランスで2年常勤)ほど働いていました。
でも、それは『非常勤講師』として。
仕事は週2日。
春期の収入は月に6万円ほど、
冬期の収入は月に12万円ほど。
当たり前ですが、それだけでは食べていけず、
大学の仕事がない平日はITベンチャー企業でアルバイト。
土曜日は小学校での課外講義の先生バイト。
空いた時間で取材&執筆するフリーのライター。
年末年始は、デパートでセールの売り子。
多い時は、5つの仕事を掛け持ちしていました。
特にライター業は、出しても出しても戻ってくる修正依頼に、イライラしてましたね。
そこで、とりあえず、収入源を一つに絞ろうと、
派遣社員を始めました。
最初の数ヶ月はなんともなかった。
毎日同じ時間に出勤して、退勤して、
月に定額振り込まれる。
仕事が終われば、家で動画を見たり、
好きな勉強もできる。
でも、1年経つころからでしょうか、
なんだか何もする気が起きなくなってしまいました。
仕事も、もともと5つの仕事を同時進行でこなしていたせいか、 作業効率をあげるのが常になっていたらしく、1年経つ頃には、10時に出勤して13時には全ての仕事が終わってしまう、という状態になっていました。
13時から19時まではすることもなく、
でも、会社の椅子に座り続けなければなりません。
「ありがたい話じゃねーか!」と、
思う方も多くいらっしゃると思います。
でも、私は講師として、
自分が頑張って教案を練れば練るほど、
学生たちの笑顔が見られる、という環境に10年もいました。
することがない椅子に座り続ける自分、
教室で学生の成長に涙が出そうになっていた自分。
自分の中で、
理想と現実がかけ離れてしまっていました。
勉強することは昔から好きだったので、
派遣会社さんからいただいた自主勉強システムも活用して、勉強をしたりもしました。
でも、この勉強の先に何があるんだろう?
そんな気持ちもあったと思います。
毎日、毎日、誰と話すでもなく、
会社のゴミ箱の前の席で、
ひたすらにボーッとする自分。
耐えられなくなって早退した日もあります。
派遣先を変えれば、仕事内容を変えれば、
と、2回職場を変えました。
でも、変わらなかった。
仕事内容は変わっても、
どうしても時間が余ってしまいます。
つい先月までは、
もう目の前真っ暗で、
未来も見えないし、
なんなら今の自分も見えないし、
愚痴る自分が嫌すぎるし、
昔からの友人と会うと
自分が見下されているような気までしてきて、
かなり重症でした。
でも、2019年5月23日(木)平日の真っ昼間に、
有給とって、本田晃一さんの講演会に行ったんです。
↓コチラ
それからの勢いがすごかった。
講演会中、実は私は焦っていました。
「何も掴めない、掴めない、どうしよう」
とにかく必死でノートとりました。
講演会が終わって、サイン本手渡し会で順番を待っている間に、
母にメッセージしたのがこちら。
興奮度が伝わってきたかと思います。
そうか、今まで苦しい苦しいと思ってたのは、
一生懸命できなかったからなんだ!
もともと泥臭い人間なのに、
泥臭くできなかったからなんだ!
と腹落ちしたんですね。
派遣社員の仕事だって会社の大事な仕事だし、
そこは誤解のないようにしたいのですが、
昔から目標を決めてガリガリやって成果出していくのが好きな私には、合わなかったようです。
だから、今!
もしこのブログを読んでいるどなたかが、
現状に満足できなくてモヤモヤしているなら、
とにかく1mmでもいいから、動いてみて、疑ってみて、欲しいなと思います。
(1年前の私に言ってます)
自分を変えることができるのは自分だけ。
文字面ではわかっていたつもりでした。
イヤだな…って思うことを素通りしないで、誤魔化さないで、なかったことにしないで。
イヤはイヤ。
自分の心を無意識に傷つけないで。
1mmでも動く。
腹をくくる。
これだけだったんです。
(1年前の私よ、聞いているか…?)
尊敬する人、生きやすそうに生きてる人がいたら、直接会いに行ってみる。
これが一番簡単な方法でした。
何かの参考になれば嬉しいです😊