こんにちは、「変身」大好きあずにゃんです。
自己紹介はこちら。
昨日は、なんの縁もゆかりもないのに、
「東京造形大学 第4回助手展 オープニングパーティー」に行ってきました。
(私は京都造形芸術大学の学生ではありますが、
全く別の大学ですし、誰も知り合いとかいないし、
なんなら絵描きでもないし、本当に「誰?」ってレベルです)
今年の卒展は、東京造形大学、多摩美術大学、東京藝術大学、五美大展に行きましたが、その中でも東京造形大学の卒展がすごーく響いて心がめちゃくちゃ豊かになったので、仕事を早退して行きました。
先に結論を申し上げます。
2018年10月6日(土)7日(日)は
山梨県へ行ってください。
「ハタオリマチフェスティバル」 というなんとも素敵なイベントがあります!
山梨県の富士吉田市。
こちらには古くからの機屋(はたや)さんがあります。
この機屋さんを盛り上げようと、めちゃくちゃオシャンティなお店がたくさん出店。
えー。そんな遠いところまでいけない…と思った方はこちらの動画をご覧ください。
ハタオリマチフェスティバルに来場されたアーティストさんが作られたものです。
えー、何ここ超いいところ。
こちらのイベント、昨日、東京造形大学でお話されていた、
元テキスタイルデザイン専攻助手で現TD非常勤講師の高須賀 活良さんが発起人だそう。
なんやかんやあって、山梨県の機織りの現状を目にした高須賀さん。
「えー!こんなの見たことない!」と驚いたそう。
おばあちゃんたち、なんだか手で編んでいる…!
山梨の昔ながらの機屋さんに衝撃を受けた高須賀さんは、
機屋さんをブランドにしていこう!と決意。
コンセプト作って、ロゴ作って、ブランド名作って…
東京に売りに出したのが、「ヤマナシ ハタオリ トラベル」。
展示が好評を呼び、伊勢丹などの各種デパートなどでも販売。
南青山のスパイラルでも売れるまでに。
順調…でもなんだか違和感。
職人らしさってなんだろう…
そこで、観光×機織りで町全体で盛り上げていこう!というアイデアに思い至ります。
それが、年に一度のハタオリマチフェスティバル。
落語あり、JAZZの音楽会あり。
ハタ印HP:http://hatajirushi.jp/
オススメの観光コースはこちら。
美味しいうどん屋さんから老舗の機屋さんまで。
私がすごいと思うのは、
アーティストや職人さんっていうのは本当に本当に、
表に出るのが嫌な性格なんですね。
できれば目立ちたくない。
それをここまで説得して、表に出していけた高須賀さんがすごい。
人徳というのでしょうか。
各種HPを作ったり、発信したり、営業したり、このプロデュース力、半端ない。
本当に良いものを作っても、
発信しないとないも同じになってしまう。
と、私は思っています。
これはセルフプロデュースにも同じことが言えると思います。
いくら素晴らしい人であっても、発信しないといないのと同じ。
本当に、絶えず発信し続けるというのは疲れることもあると思います。
ひっそり生きていくのも一つの生き方だし、否定はしないけど、
どうせならより多くの人に知ってもらって、ニーズがあるところに行き、
喜んでもらった方が嬉しいじゃないですか。
こういう方がアートの世界に一人いるだけで、本当に希望が持てますよね。
誰も知らない中に飛び込んでかなり心細かったのですが、
パーティーをオープンにしてくれていたおかげで本当に刺激を受けました。
あずにゃん