こんばんは、「変身」大好きあずにゃんです。
自己紹介はこちら。
今日はオススメの本のご紹介です。
「これから3年間、俺の真似をしな。
どうしても真似できない、と思ったところが君の個性だから」。
ジブリで制作進行をクビになりかけていた石井朋彦さんが21歳の時、
鈴木敏夫さんに言われた言葉だそうです。
6年間ひたすら「真似だけ」をし、
その後「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」のプロデューサー補、
「スカイ・クロラ」のプロデュースも。
「オリジナリティ」というところでつまずいている人、
仕事になんだか行き詰まりを感じている人には是非読んでほしい
「鈴木敏夫が書いていない鈴木敏夫の仕事術」です。
本書のタイトルはこの文の最後に書きます。
【好きなキャラクターでわかる生き方と処方箋】
皆さんは次のキャラクターのどちらが好きですか?
A. 「耳をすませば」の月島雫
B. 「魔女の宅急便」のキキ
ちなみに、鈴木敏夫さんは「キキ」を選びました。
どうやらそこに「成功」の秘密があるようです。
読んでみればわかります。自分が何にこだわっているかも。
【千と千尋の神隠しの主人公は誰?】
皆さんは、千と千尋の神隠しの主人公、誰だと思いますか?
A. 千尋
B. ハク
C. その他
鈴木敏夫さんはこの質問を若かりし石井さんに問いました。
そして、作品の本質を見抜くことで「ファミリー層」だけだった
「千と千尋の神隠し」の視聴者層を一気に広げあの興行収入を叩き出したのです。
私はアニメ関係の仕事もしていないし、関係ない…。
そう思っている人もいるかもしれませんね。
でも、私が出会ってきた「一流」の人はみんな共通して
この本に書いてあるようなことができる人たちです。
また、鈴木敏夫さんの鋭く本質を見抜く言葉がこれでもかと入っているこの本。
いかにプロデューサーであってもアニメ業界の人だなあと思うのが、
「この本、内容が濃すぎるから上下巻の2冊でもよかったんじゃない?」。
正直このレベルの情報量だったら薄めて2冊にして「嫌われる勇気」
「幸せになる勇気」みたいにしたほうが売れたんじゃないか、
とか思うほどお得です。
興味がある方はぜひ。
あずにゃん