坂を上った先にあったもの、それはお屋敷でありました。
 
 
丘の上の別荘とは、豪華でございますな。
 
昨日の記事ラストに写った、屋根のある空間が写っています。
あれは玄関前の車寄せだったそうな。
 
書いてあるお名前が、三井さん。
三井在発の別荘跡だそうな。
 
 
その、元・車寄せまでやってきました。
 
ここは旧三井別邸と申しまして、かつて三井財閥の別荘があったところとのこと。
 
お屋敷は一部を残してなくなっています。
 
古くは縄文時代の遺跡などがあったそうで、中世には小磯城というお城が実際にあったとか。
 
 
説明文を写し忘れて、なんだかわからないのですが、こんなオブジェもありました。
船に関するものらしいです。
 
明治時代にこの土地は三井財閥のモノになり、一族の皆様や客人が訪れたそうですが、財閥解体後しばらくして、このような公園になったそうでございます。
 
 
 
車寄せの場所はそのまま、展望台になっています。
 
西は相模湾が見える風景ですよ。
 
そして、ここの最大の絶景もこの角度だと思うのだけれど、残念ながらこの日はイマイチになってしまいました。
 
なんでかわかるでしょうか?
 
 
画像の一部をズームしますと、見えてきます。
 
 
・・・・・・・・・。
 
ここ、富士山展望の名所なのですよ。
晴れていたら相模湾と富士山を同時に見ることができたのですけど・・・。
 
晴れているのに、見えない。
 
ちょうど、大きな雲がかかってしまって、中腹しか見えませんでした。
 
しかし、待っていれば風もあるから雲が退くだろうか。。。と思い、待ってみることに。
 
 
海だけパシャリ。
 
これは南西を見まして、向こうに見えるのは伊豆半島であります。
ああ、あっちの方から東海道線、よく来たなあ。
 
 
そしてしばしして、見てみる・・・。
 
ぐふぅぅぅっぅ。。。。残念じゃ。。。。。
 
でも、そうと知らずにここへ来たのですから、これだけでも見られてよかったと思うことにしました。
2~30分粘ったんですけど、一向に雲が離れる気配がなく、あきらめました。。。
 
 
一番高い位置から、今度は東側を下ります。
 
お、さっき会った黒猫が、今度はここで再会しましたよ。
 
・・・て、写ってないし。
 
素早くささっと坂を走り下りて行ってしまったのです。
 
また目の前を通り過ぎられたなあ。。。
 
 
地上に下りまして、この建物は資料館です。
レトロな感じが素敵ですが、もちろん明治時代のものだそうな。
 
 
では、そろそろ次に向かいましょう。
 
線路からはちょっとだけ距離が空きましたが、この大磯城山公園三井別荘地区の真横を通っていたので、すぐに近づけることでしょう。
 
 
…何か忘れている気がするけど、まあいっか。
 
 
後で寄っておけばよかったと思う場所に、寄りはぐった場所があったのでした。
 
♪  蛍   サザンオールスターズ