駅を上から見たけれど、まだ中に入れる所までたどり着いていないので、とにかく駅舎を目指します。 
 
 
地図とにらめっこしつつ、ゆきうさぎさんと路上作戦会議。
こんな狭い所なので、ちゃちゃっと済ませてまた歩く。

一人の時と違って、相談した結果、自分では選ばない方向ヘノアイデアをいただいたり、何かと恩恵ありがたや。

この時も、少し大回りして北側の大通りに出ようか、ひたすら路地探訪していくか、ちょっと迷いました。

一人だったら無難な大通りコースを選んだかもしれませんが、二人なら、迷うのもまた楽しい。

 
まー、そんなに迷うことなく、道はあっさり見つかりましたけどね。

同じ入り組んだ住宅街でも、地方の新興住宅地だと山を切り崩した跡地などで、袋小路で他方向へ抜けられないことが多いです。

都内の、それも23区内の住宅地なら、そんなこともめったに無く、たいていあっさり抜け道が見つかりました。

 
ここは丘のてっぺんで、線路は谷間に有り。
ということは、駅舎は橋上の形かな?と予想したのですが、見えてくるのはビルばかり。

名前的に、ささやかな小さい駅を想像していたのですが、何か違う?

とりあえずカドを曲がって・・・

 
あ、あった。

ビルの一階に、駅への入口が。

橋上というのはある意味合っていたけど、もっとすごい駅ビル仕様でしたか!

地下鉄駅としてはそこそこ距離がありましたが、茗荷谷駅に到着です。

 
茗荷谷駅は、「みょうがだに」と読みます。
関東で、「谷」とかいて「だに」と濁点で読ませる駅は珍しいらしいです。
 
かつて、ここにあった「茗荷谷町」という地名にちなんでの駅名ですが、現在はその町名は失われ、駅や周辺の町名は小日向といいます。
 
 
そのままビルに沿って行きまして、線路があるであろう西側、ビルの横にきました。

しかしそこには線路が無く、普通の道路があるばかり。

茗荷谷駅はいわゆる半地下仕様でしたか。

私たちが見た部分のもっと先が、丘の中に突っ込む形になっています。

 
そのままビル横を進みまして、見えない線路を渡り、北側の大通りに着きました。

この道路は後楽園で別れた春日通りです。
また会いましたのぅ。

 
春日通りに面した所には、さっきよりも大きい駅入口がありました。

でっかいテナントビルですな。

 
昭和29年開業の茗荷谷駅は、周りにたくさんの大学や学校があり、休日のこの日もけっこう人通りのある賑やかなところでした。

乗り換え路線はないのですが、その単独駅としては丸ノ内線で2番目に乗降客が多いらしい。

ちなみに一番は西新宿駅だそうな。

 
西新宿と言えば、この人を思い出す。
あ、ちょうどいましたよ。

学生時代、ゆきうさぎさんに菊地秀行先生の小説「魔界都市・新宿」シリーズを教えてもらい、普段は読まないハードバイオレンスな怪奇サスペンスなどという、謎な分野を開拓しましたよ私。

西新宿は、未来の「魔界」と化した〈新宿〉を舞台にし、主人公は西新宿でせんべい屋を営む、美貌の謎の魔人、という設定。

こう書くと、よく分からないですな。

数年前からBLに目覚めちゃった私は、そちらのシリーズを読まなくなってしまったのですが、そういえばゆきうさぎさんは今も新刊を読んでいるのだろうか?
聞いたような気もするが、忘却してしまったかもしれません。

 
 などと、現地には関係ないことを連想してしまいましたが、ボケていたら雨がまた降ってきましたぞ~。

ここに着くまでにも、数回傘を差したりたたんだりしましたが、まだまだ空に翻弄されるようです。


♪ ベステン ダンク  高野寛