私にとっては乗り換えでよく降りる駅・JR御茶ノ水駅。
 
江戸城外堀の内側にホームがあり、改札のある駅舎が地上なのですが、ただいまそのお堀の中は、こんなことになっておりました。
 
 
外堀の上にかかる、聖橋の上からパシャリ。
 
左側の長いものが、ホームと地上駅舎をつなぐ階段の屋根です。
 
なにやら重機がいますが、その場所はお堀の水がある場所。
いまも水自体はありまして、その上に足場があるという状態です。
 
ただいまJR御茶ノ水駅はバリアフリー化工事を絶賛実施中。
お堀の中のホーム、といった通り、とにかく駅の敷地が狭い上に、ここは総武線と中央線の直通が始まる分岐駅。
なので利用客も多く、運行を妨げないように工事をするのは大変見たいです。
 
この工事もまだかかるみたいですね。
完成したら今はない駅前広場などもできるようなのですが、まだまだ年単位でかかりそうです。
 
 
そして私がこの時いたのは聖橋。
 
ひじりばし、と読もう。
 
聖と書いて「ひじり」と読むのは、少女漫画の登場人物とかであったりするのですが、実生活ではあんまり見かけないかも。
 
なお、北側に外堀通りが通っているのでここでは外堀外堀と散々書きましたが、実際のところ、ホームがある堀は神田川でもありますです。
 
このJR御茶ノ水駅、今はこの工事のせいで見えにくくなっていて画像もうまく撮れなかったのですが、丸ノ内線的にとっておきの撮影スポットなのです。
 
 
聖橋を東側に移動しまして、橋の上からパシャリ。
右にある屋根がJRのホーム。
そして目の前に見えますのは、丸ノ内線でございます。
 
丸ノ内線を歩く時が来たら、絶対個々の写真は撮りたかったという、長年温めてきた計画が実行できました。
 
高低差の激しい地域を走っていることもあり、私がニコライ堂前あたりから登ってきた坂の、もうちょっと東側をカーブしてきた丸ノ内線は、ここでお堀の中へ出現してしまうわけです。
 
この場所があるもので、丸ノ内線は地下鉄なのに表に出てくると有名でもあります。
 
左端のほうでは、また地面の中へと消えていきます。
 
 
とりあえず丸ノ内線がJR駅の向かい側の岸へ行ってしまったので、追いかける私もいかねば。
 
しかしそのまま聖橋を渡っていった私、聖橋自体も工事中でうまく丸ノ内線が地下を走る堀に沿った道路へ抜けられませんでした。
 
なので引き返して、お堀の神田川の南側を、JRホームに沿って西へ向かうことに。
 
このあたりは大学がオフィスビルが多い繁華街で、駅前は各種商店がたくさんあり、雑居ビルだらけ。
 
そこで見かけた珍風景。
 
この画像のビル、やけに造りが立派というかパルテノン的というか。
ひょっとして結婚式場だったんじゃなかろうかと勘繰ってしまいましたが、詳細は知りませんです。
誰か知りませんかね?
 
ギリシャ神話的な天使の像みたいなのまで見えて、めちゃくちゃ意味深なので気になっております。
 
 
さーっと横切りまして、JR御茶ノ水駅の西の出入り口、御茶ノ水橋口に到達しました。
 
JR御茶ノ水駅は二つの橋に挟まれていまして、通常使いの出入り口はそれぞれの橋の名前がついています。
だから、先ほどまで私がいた東側の出入り口は「聖橋口」です。
 
 
 
駅舎のすぐ横にあるのが、御茶ノ水橋。
 
向こうには東京医科歯科大学とその付属大病院がそびえています。
立派な建物ですな~。
 
御茶ノ水は医大が多いのも特徴的です。
 
さらに、楽器店が多い一角もありますが、今回は寄らなかったので割愛。
バンドマンの聖地でもありますが~それは南側です。
 
ワタクシは、丸ノ内線を追いかけるという使命の元、お堀の北側へと御茶ノ水橋で移動します。
 
 
御茶ノ水橋からもJRホームを撮ってみる。
 
一応、右端にホームが写っているのですけど、暗くてよくわからない状態になってしまいました。
ホームから水辺が見えて、良い景色苗気なんですけどね。。。
完成まで我慢ですな。
 
 
橋を渡り切って北側に来たところで、何かありました。
 
目の前にあるのは東京医科歯科大学の入り口なのですが、一段高いところに駅入り口がありました。
 
や~っとついたぞ、ここが丸ノ内線の御茶ノ水駅です。
この道路はいったん離れた外堀通りですが、この地下にホームがあります。
 
 
橋のすぐ右側に首を曲げると、こっちがわにも入り口発見。
 
東京メトロ御茶ノ水駅はJRと同じ名前でありながら、お堀を挟んだ位置にあるため、直接の行き来はできません。
乗り換えたい場合は私が歩いたように橋を渡ってこちら側に来る必要があります。
 
同じ理由で、新御茶ノ水駅とも直接の行き来ができませんです。
 
季節は秋。
この日はいい天気だからか気温も高かったのですが、すでに秋の恵みがこのあたりにありました。
 
ここの街路樹が何なのかわかれば、すぐにそれが何かもわかります。
 
 
えー、道路を渡って東京医科歯科大の塀のところに来たのだけど、アスファルトの上はこのありさま。
独特のにおいが結構きついです。
 
ここはイチョウ並木でありまして、そうなると秋の風物詩は、ギンナンでございますよっ。
 
どちらも感じは「銀杏」なので、カタカナ表記にしてみました。
 
この日はこの、ギンナンの独特のかほりでク~ラクラしそうになりましたですよ。
 
思い出してもク~ラクラなので、駅の説明は明日に回します。
 
 
♪ ヒットチャートをかけぬけろ  スガシカオ