SLのある公園から離れて、高架沿いの道てくてくてく。
その道の右側は低地になっていまして、覗くと草っぱらの中に細い舗装路が走っていました。
そこへ自転車がすい~っと。
サイクリングロードだったのか?
高架の向こう側にも低地があって、農家らしき建物があったりしました。
チェーン店もたくさん並んでいた駅前とは一転、ここはどこのいなかだ?
ちょうど、高架が地上に再接近しているところをパシャリ。
ちょっと密林の様になってきました右側は、突如木々がなくなり道と同じ高さの土地となりました。
ここで、私にとっての北総線の謎が一つ解明します。
密林の隣の空間に、こんなものがありました。
なにこれ?ホームの駅表示?
しかも設置されているのは、こーんなところだったりして。
一つ上の画像は相当頑張った限界ズームで、これはズーム無しの画像。
北総線に乗っていると、窓からこの表示が見えるんです。
最初は、もう一つ線路があって、別路線の駅かと思いました。
見事に騙され。
正解は「韮澤工務店」の店看板だったのですね。
地名でも無さそうだし、「にらさわ」ってなに?と、見るたびに思っておりました。
手前に果樹園跡みたいな空間があり、距離があるのによく電車から見える大きさの看板を作ったものです。
さて、日が傾いてきて、私の影も出演している画像が多くなって参りました。
普段はお昼前後に線路沿いを歩くことが多いので、自分の影が写りこむことは少ないのですが、これも自然現象でございます。
さらに先に行くと、とうとう線路が地上とドッキング。
ここからはしばし、橋は別として長い地上走行区間に入ります。
私としては、北総線は堀割のイメージが強いのですが、もうすぐその区間に入るのだなあとワクワク。
キョロキョロしたら、なんと獣道を発見!
その先には大きな道路が見えます。
よっしゃあ!と、張り切って踏み込む土の道。
さっそく滑る。
うおっとっとっとい!
なんとか踏ん張り、耐える。
これを3回繰り返す。
舗装路の手前で、土道に翻弄される私。
昔は田舎の子供らしく、土の上を走り回ったというのに、我ながら体たらく。
♪ 虹とスニーカーの頃 チューリップ