SLのある公園から離れて、高架沿いの道てくてくてく。



その道の右側は低地になっていまして、覗くと草っぱらの中に細い舗装路が走っていました。

そこへ自転車がすい~っと。
サイクリングロードだったのか?



高架の向こう側にも低地があって、農家らしき建物があったりしました。
チェーン店もたくさん並んでいた駅前とは一転、ここはどこのいなかだ?

ちょうど、高架が地上に再接近しているところをパシャリ。

ちょっと密林の様になってきました右側は、突如木々がなくなり道と同じ高さの土地となりました。

ここで、私にとっての北総線の謎が一つ解明します。


密林の隣の空間に、こんなものがありました。

なにこれ?ホームの駅表示?



しかも設置されているのは、こーんなところだったりして。

一つ上の画像は相当頑張った限界ズームで、これはズーム無しの画像。

北総線に乗っていると、窓からこの表示が見えるんです。

最初は、もう一つ線路があって、別路線の駅かと思いました。

見事に騙され。


正解は「韮澤工務店」の店看板だったのですね。

地名でも無さそうだし、「にらさわ」ってなに?と、見るたびに思っておりました。




手前に果樹園跡みたいな空間があり、距離があるのによく電車から見える大きさの看板を作ったものです。

さて、日が傾いてきて、私の影も出演している画像が多くなって参りました。

普段はお昼前後に線路沿いを歩くことが多いので、自分の影が写りこむことは少ないのですが、これも自然現象でございます。



さらに先に行くと、とうとう線路が地上とドッキング。

ここからはしばし、橋は別として長い地上走行区間に入ります。
私としては、北総線は堀割のイメージが強いのですが、もうすぐその区間に入るのだなあとワクワク。


そこへやって来た京急線。

走る車両を見ながら歩くのも久しぶりじゃないですか~。
やっぱり車両が見えた方が楽しいですな。

北総線とは京成押上線、都営浅草線を介して直通運転をしている京急は、その多くは成田と羽田の二つの空港を結ぶダイヤが多いです。

それ以外の京急からの直通は、京成高砂駅か、手前の青砥駅止まりが多いですよ。

なので京成押上線沿線住まいである私は、京成本線へはたいてい乗り換えです。
押上線から成田まで直通するダイヤって少ないのです。

成田駅は北総線では、直接行けませんからねえ。


とかいっているうちに、だんだん道の方が上り坂になり、線路の先にはトンネルが現れました。

おや~。

そのまま坂を上ると、道の終点です。
実は、公園から今まで来た道は、車通行禁止でした。

ここからは車も通る道・・・と思ったけど、あれ?線路沿いどころか、左右に分かれちゃう?


キョロキョロしたら、なんと獣道を発見!

その先には大きな道路が見えます。

よっしゃあ!と、張り切って踏み込む土の道。

さっそく滑る。

うおっとっとっとい!


なんとか踏ん張り、耐える。
これを3回繰り返す。


舗装路の手前で、土道に翻弄される私。
昔は田舎の子供らしく、土の上を走り回ったというのに、我ながら体たらく。


♪ 虹とスニーカーの頃  チューリップ