武蔵野台地の中で、特に沢が多かった地域の、特に北側にあるから「北沢」。
 
その中でも上流にあったから「上北沢」というのが、上北沢の名前の由来。
 
 
どこかで聞いた文句だなあ~と思ったら、そのまんま下北沢の名前の由来と同じでございました。
 
下流にあるから下北沢。
上流にあるから上北沢。
 
私は当初、地名としては下北沢の方しか知らなくて、数年前に上北沢の存在を知ったときには「やっぱり下があれば上もあるのか~」と、やけに感心してしまったものでした。
 
失礼ながら、下北沢があまりに有名なので、上北沢のことを知らない人って、案外多いのではなかろうかと思ったりします。
 
 
たどり着くまでが静かな住宅街だったので、駅の東側に来てみてちょっとびっくり。
 
駅前のかなり狭い広場ですが、そこでは桜まつりを開催していました。
 
下町風な商店街にテントをいっぱい張って、食べ物や雑貨などのお店が並んでいます。
この日の関東地方は桜の名所ではお花見日和。
各地で桜祭りがおこなわれていましたようです。
 
しかし、私の住む近所にも隅田公園だの錦糸公園だの、桜の名所は色々あるのですが、まるっと無視して歩きに行くのを優先してしまいました。
 
墨田区の花の名所も見事なんですよ~。
住民が見てなくて何ですが~~。
 
 
地元の皆様の賑わいを眺めつつ、もうちょっと頑張ってみようと再び歩きだした私。
また線路沿いに細道があったので突入しました。
 
線路の反対側にはよくわからい専門的な工業部品か何かを売っているらしい店とか、昭和より前を連想させる木造住宅とか、いろいろと見かけましたです。
 
 
たまに横道があったと思ったら、どこにつながっているかわからない、謎の小路だったりして。
 
なかなか面白い道中ですが、全体的にちょっと植木が鬱蒼としているイメージでした。
育ちすぎだぞ樹木よ、葉っぱがわっさわさ。
 
 
 
こちらも生け垣がわっさわさ。
 
でもこちらは手入れ済みらしく、道にはみ出していませんね。
 
 
 
そんな裏道にも桜咲く。
 
ちょうど電車とのツーショットが撮れました。
 
私の今年の花見は、京王線で終わりましたです。
 
ごらんのとおりに、この線路沿いの道は真ーっ直ぐ続いていまして、おかげで迷うことなく、その分この辺の街並みとはあまり観察できず、次の駅の気配がしてまいりました。
 
 
もうちょっと横を取っておけばよかったと、あとで後悔したのがこの辺りの画像。
 
上北沢駅から500メートルくらい来たころでしょうか、線路がいっぱいあるところにたどり着きました。
 
ここは今は留置線ですが、昔はこの辺りに車両基地がありました。
ここはその名残のようですよ。
現在は桜上水派出所という名前です。
 
当ブログをご覧になってくださっている方の中で、京王相模原線の若葉台駅を覚えていらっしゃる方もいらっしゃいますか?
元から知ってるわい!という方ももちろんいらっしゃると思います。
 
私は相模原線の旅をしていた時、若葉台駅の西側にあった車両基地を見逃してしまったのですが、現在の京王電鉄ではその若葉台検車区がメインの検車区と工場となっています。
 
しかし若葉台検車区ができる前には、ここに検車区がありました。
 
 
留置線のすぐ向こうには、駅がございます。
こちらが桜上水(さくらじょうすい)駅。
ここも南口は線路と道を挟んだ向こう側に入口があり、しかし上北沢駅と違ってすでに橋上駅舎が完成しています。
 
いずれ高架化される区間であるため、この駅舎はすでにそれに対応できるように作られているそうです。
 
 
桜上水駅は大正15年に北沢車庫前駅として開業しました。
先の留置線のあったりしたところは、最初は「北沢車庫」と言われていたのです。
 
昭和8年に京王車庫前駅に改称され、さらに昭和12年に桜上水駅に改称。現在に至る。
 
北沢車庫ものちに桜上水検車区と桜上水工場という名前で車両基地が機能していたのですが、近年になって路線距離も長くなり、路線自体も増え、車両も長くなり、手狭になってしまいました。
 
そこで、まだ発展途中で余裕があった、相模原線の若葉台駅北西側に検車区と工場を新設し、お引越し。
桜上水検車区は新たな若葉台検車区の派出所扱いとなりました。
 
もとの桜上水工場などの敷地の一部は住宅展示場になっているそうな。
北側にあるそうで、南側を歩いて来た私は見かけることは無かったのですが。。。
 
 
 
駅舎の真横にたどり着き、パシャッとしてみる。
 
そしてここで、ギブアップ。疲れた~ぁ。
 
ということで、この日はここまでとなりました。
 
この後、今から「実家に向かいますで~」と千葉の実母に電話をすると・・・
 
母「今はどこにいるんだい?」
 
私「桜上水だよ」
 
母「じゃあ近いね」
 
・・・母、見事に千葉県にございます、佐倉市と勘違いなさいました。
 
あわてて「上水がつくの~!」と言ったらわかっていただけたのは、さすがの地理好き鉄オタでございます。
母にも縁がない場所だけど知識として知っていらっしゃいました。
 
歩け歩けの旅は1回休んで、あさってから最終章突入でございます。
あとは一気に、ゴールまで行きますぞ。
 
♪ 夢だけ見てる 川越美和