青空のもと、高台にやってきました。
ああ、電車がすっかり下の方へ行ったよ~。
なんだか家も大きいのが多くなって、これがうわさに聞く別荘地か?
現在は普通にいつも住んでいる家だらけのようですが、敷地が何となく広い家が多いです。
中には銅像みたいなのが建っているお庭もあったりしてすごい。
しかしすぐにまた、高低差がなくなりました。
変化が目まぐるしい。
線路の向こうには小学校があり、にぎやかな声が聞こえてきます。
住宅街の中なので、けっこう生徒数が多そう。
道中見かけた、立派な家。
お屋敷と言えるんじゃないか?という重厚な感じがします。
線路沿いを歩いただけなので地域すべては見ていませんが、ほかにも立派な家が多かったです。
だいぶ来まして、ふと横道を見ると、変わった形の建物が見えました。
あれがJRの駅かな~と思ったんだけど、位置的には違うかな?
あちらの線路沿いではあるのですが、なんだろう?
小学校を越えたあたりから、ちょっと通行人が増えたりと、周りがにぎやかになってきました。
そうなると、ありますね、じきに。
はい、駅ありました。
みどり台駅です。
みどり台駅は千葉線における千葉大学への最寄り駅です。
駅前から大学までの道は、こんなにきれいな学生街。
みどり台駅についてはかつて、当ブログのテーマ「駅」で取り上げたことがあります。
詳しくはそちらに書いたものでここでは割愛しますが、大正12年に浜海岸駅として開業しました。
昭和17年に東京帝国大学第二工学部が開設されたため、最寄りのこの駅は帝大工学部前駅に改称。
昭和23年に工学部前駅に改称。
昭和26年に黒砂駅に改称。
昭和46年に現在のみどり台駅に改称。
といった、名称の変換を経ています。
西登戸駅同様、この駅も当初は海岸線が近い位置にあったので、最初の名前が決まったようでございます。
みどり台駅はこれまでの2つの駅と同じく、東側に駅舎と改札があったので、あとはひたすらホームの横を歩くのみ。
ここは裏通りになるのでしょうが、学生街なだけあって、手ごろでおいしそうな飲み屋さんとか、お弁当屋さんとかが並んでいます。
写っているのは部活でコケても安心の整骨院ですな。
ホームの終わりから先は、また真っ直ぐに続く道でした。
わー、これなら絶対迷わない~。
しかし、日陰が全くない。
だいぶ気温が上がってきた時刻、これは覚悟決めねば。
カバンにペットボトル、よ~し。
タオル、よ~し。
帽子装着、よ~し。
日焼け止めは。。。あ、しまった、そろそろ汗で効果が薄れているかも。。。しかし人目につかず塗れるようなトイレもない。
まあ、そこは少々我慢しよう。
」
その過去に書いたみどり台駅にまつわる記事で触れたのですが、このあたりはもともと海の近くであったわけです。
そして、その海はどちらかというと黒っぽい砂浜でした。
そこでついている地名が「黒砂」です。
駅からまだ近いここは黒砂台と言いますが、そのまま「黒砂」という地域も近くに存在します。
なので一時期、駅名もその地名から「黒砂駅」だったことがあったという話。
とはいえ、砂浜はすでに遠く、家と舗装路だらけのこの辺では地面の色もわかりません。
ありゃ、そう思っていたら、200メートルほど歩いたところで緑が見えてきました。
線路の反対側は家庭菜園をやりたい人のための貸し出し農園のような感じがします。
なんとなく、区画ができてて多種類の野菜を植えてるようだったので。
この日は人工的なアスファルトやコンクリートを見ることが多かったので、緑に目が和みました。
この区間はもうちょっと続くようです。
♪ すみれSeptember love 一風堂