ああ、今日もお仕事疲れたな、気晴らしに明るい曲でも聴こうかな。

なんて思ってYOU  TUBEを覗いているうちに出てきた過去のワイドショー番組の一場面。
ああ、こんなこともあったなあと思いだしたので関連するこの歌を取り上げてみます。


この曲はSMAPの21枚目のシングルで、1996年5月に発売されました。

私がたまたま見かけた過去のワイドショーの動画は、この1996年5月にSMAPの森君が引退するという囲み取材の様子でした。

SMAPが実は6人組だったということは、10代の子の中には知らない子もいるかもしれません。
この曲は、SMAPが6人組だったときの最後の曲になります。


結構有名な話かとは思うのですが、おさらい。

森君こと、森 且行(もり かつゆき)さんは現在40歳で、プロのオートレース選手です。
SMAPでは当初からのメンバーで、SMAPのメンバー変動はこの森君の引退以外は無く、不動のメンバーです。

引退した時の年齢は22歳で、かねてより夢だったオートレーサーになるための養成学校への入学年齢が23歳までだったことから、最後のチャンスの試験に合格し、はたから見ても割とドタバタな大慌てといった感じでの引退でした。

だからこの曲が6人でのラストになるというのは、関係者もどこまで把握していたのかは謎です。

正直言って、この時はどちらかというと中居君が好きだった私。
SMAPは割と好きだけど、コンサートに行ったりするほどではないという程度の緩い好感度だったのですが、割と下積みもあって苦労したSMAPがやっとつかんだ全盛期始まりという時期に、モノになるかはわからない別の世界へ行こうとするその森君の勇気はすごいなと思いました。

実は私もSMAPと同世代で就職が早かったので、ちょうどそのころに転職した方が良いかといった悩みを抱えておりました。

私は森君のようにはスパンと今いる場所をやめて次の世界へ行く勇気は持てませんでした。
それほどには強い思いもなかったからかもしれない。

なので、その当時は世間ではやめた森君をバッシングする人もいましたが、私は悪くは思えませんでした。


この曲は副題に「シブトクつよく」とあるように、たとえるに雑草根性を歌ったような気がします。

「時にずるく、時に我儘に、時に軽薄に、はたから見れば迷惑野郎かもしれないけど、はだかの王様なのはわかっているよ。
今はまだ未熟だけど、しぶとく強く明るく生きていくさ」

歌詞を要約するとこんな感じでしょうか。
出てくる主人公はけっこう最低なヤツという感じではあるのですが、なんだか憎めないような。
で、案外こういうイメージの人の方が、意外と世の中上手に渡っていけるのかもしれないな。

見ようによっては去りゆく森君へのエールのように見えなくもないのだけど、そういったアナウンスはされてませんね。
実際の森君を送る歌としては「BEST FRIEND」という曲が有名です。

SMAPの歌の中ではこの『森君最後の曲』ということ以外はあまり目立たない歌なのですが、私はけっこう好きなんです。


ちなみに今はどちらかというと香取君がお気に入りです。


♪  はだかの王様~シブトクつよく~    SMAP