スーパー夕方のスーパーじゃ安いやつらが売れ残りの人生を手に入れるためににぎやかな笑顔でやってくるシールを貼られた総菜はまるで今日誰かに後ろ指で糊付けされた安いわたしらの値下げ値札レジを通り過ぎる頃には夕闇売れ残りの人生を自転車のカゴに入れて晩の食卓で食べ尽くす