悲しみと向き合って
動物だけのことをいうと、この10年間で3匹のわんこを見送った。それ以前にも見送った動物は
犬に限らず何匹、何頭といるんだけど、今回のこの悲しみの体験は初めてで、何故こうも
激しく心を締め付けられ苦しく悲しくなったのだろうと深く掘り下げ、分析した。
・苦楽を共にした仲間 (異国の地での出会いと生活、保護犬で傷つきまくっていた、一緒に命の大切さ活動等)
・看病をする時間、お別れをする時間さえも少しもなかった。心の準備が全く無い、ほぼ0
・来年からは何よりもMonetを優先し生活していくよう夫婦で話し合っていた矢先のできごと。
・原因が特定できない死。
・愛の対象の突然の喪失。
・人生の節目の時期、転換点のど真ん中の出来事。
・人生で初めての動物が居ない暮らし。
どんなお別れも、間違いなく辛い。
たかが動物なのに、なんでそこまで~、と思う人々も多いと思う。
しかし、今回のお別れは特別なものがあった。
そのおかげで、死とは何かと深く考え、今年最愛のパパを失った友人家族の気持ちに本当の意味で寄り添え、
自分は何をし何ができなかったのか、今後どう生きていくべきかなど、立ち止まり考える時間をもらった。
Monetには感謝をするばかり。
下写真は、カリフォルニアを離れる日に撮ったMonetの写真。
この後、飛行機の座席下用のバックに入ってもらい空港カウンターに並んでいたら、
周りの人たちの視線が痛く耳も痛かったので、ファスナーを開けMonetをバックから出した。
すると周りからは歓声があがり、カウンターの人も笑顔でそれでいいのよという顔をなさり、
Monetは誰にも咎められることなく、堂々と歩いてチェックインをし、空港内を歩いた。
飛行機内では吠えることなくじっとしていて (怖がってたけど) 降機する時には乗務員の方に褒められた。
Monetちゃん! 一緒に日本に来てくれてありがとう。
この10年間、特別な価値がある時間を過ごせました。
とても幸せでした~~~~~
本当に本当に、有難う!!!