入院して24時間点滴をしてもらっているおかげで、少し体が楽になった。
悪阻の終わりが見えないことが辛いけれど、この間に、1か月ちょっとの間で記録できなかったことを書いておこう。
その当時の気持ちを記録したかったけど、やっぱり悪阻の辛さの方が勝ってしまって(ほぼ寝たきりで毎日嘔吐)、少し記憶が消え掛かっているような部分もありそう。
まずは、絨毛検査、マイクロアレイ検査の結果。
初期の胎児ドッグでいくつか指摘を受けて、絨毛検査を受けることにした。
私は高齢なので、染色体異常のリスクは上がってくるし、自分自身も自己免疫性疾患があるので、もしも万が一、その時点で染色体異常が発覚すれば中絶を選ぼうと思っていた。
SLEで自分の体のことで精一杯な時期があったのに、生まれてくる子供が21トリソミーとか、重大な遺伝子疾患を持っているとなれば、その子の将来までサポートをし続けられる自身がない。
そうでなくても、現代の医学では出生前にはわからない先天性疾患はまだ多くあるそうだが、知った上で覚悟して出産する選択は自分にはない。
21.18.13トリソミー意外にもマイクロアレイの検査をして、今わかる範囲での遺伝子疾患の可能性を調べてもらった。
費用も記録しておく。
私は入院も挟んだので、大体35万くらいだった。
結果は、全て陰性。
3つのトリソミーと性別については、3日くらいで結果が出ていて、妊婦検診に行った時に伝えられた。
マイクロアレイは3週間くらい時間がかかって、夫と一緒に結果を聞きに行き、何も異常はなかったと伝えられた。
夫と一緒にとても安堵した。そして、もうこの時はなんとしても、このお腹の胎児を無事に産むことを第一に生活しようと思った。
抗SS-A抗体のこともあるけれど、そこは妊婦検診、中期ドッグ等でフォローしてくれると言葉をもらえたし、胎児が危なくなったら早産でも取り出して、フォローできる体制(NICU)も整っている。
みんな、全力でサポートしてくれるのだから、自分も頑張ろうと思った。
自分が妊娠できたことも、今回の結果も、そして長引く悪阻も、全て普通の健常者には起こる頻度が低いことばかりで、自分の体は本当に人とは違うことばかりだなって改めて感じる。