ホーラックで初移植を行ってきた。

 

移植してもらったのは前の病院から持ち込んだ初期胚G3b6と今回ホーラックで採卵して凍結していたG2b4s。



 

G3b6というグレードの付け方はホーラック独自のもの?かわからないが、前の病院ではこのような呼び方ではなかった気がする。

今までは胚盤胞まで育たことがなかったので、ホーラックではとりあえず初期胚を1つと残りを胚盤胞にチャレンジして、今回移植するG2b4sともうひとつ胚盤胞が凍結できた。

 

グレードやいただいた写真からも前の病院より良い胚が獲得できている気がして、やはり培養や受精に関する技術力はホーラックのほうが優れているのだろうと実感した。多分、関西ではトップクラスの体外受精の技術を持っていると思う。


移植前に培養士さんから胚の説明をしてもらったが、色々詳しく聞けて、データ数や情報の蓄積量が他のクリニックとは比にならないだろうと感じた。これだけで、前の病院から転院してきてよかったって思えた。

 

G3b6というのは移植できるギリギリのグレードの胚で、決して期待値は高くない。

凍結胚を移送して融解してもらったのでダメージがあるのかもしれないが、保険で採卵したものは破棄できないというのが患者側としてはデメリットなところ。医療もタダではないので仕方ないってわかっているけれど、やはり少しでも良い条件のものを移植したい。

そしてG2b4sについては、培養士さんによると2日目の初期胚で「s」という評価がつくと、この先胚盤胞になる可能性が高いという評価だそう。

これまでのデータからのAIによる予測?的なもので、良い胚ですよってフォローしてもらえた。

 

凍結初期胚の2個移植で、勿論胚盤胞より確率は少ないかもしれないが、なんとか人生2回目の移植にたどり着いた。

 

このあと陰性だった場合、もう1度採卵して初期胚+胚盤胞の2段階移植等の可能性もあるみたいだが、採卵自体が私の体にはとても負担がきつくて、本当に悩んでしまう。

 

もう少し時間があるので考えてみようと思うが、ホーラックで良い胚が得られただけに、少しでも良い胚を獲得でき、貯卵できる可能性があるのであれば頑張ったほうが良いのではという気持ちと、ほぼ1ヶ月近くを関節痛や倦怠感に支配されていたので、負担に耐えられるのだろうかという不安と半々。繰り返しになるが、かなりかなり迷いがある。

 

SLEで処方される免疫抑制剤のタクロリムス(プログラフ)という薬は不妊治療(主に着床不全)にも適用されるケースがあるそうで、これを処方してもらって採卵、移植にチャレンジしてみるのも今考えている案のひとつ。酷い関節痛を抑えらるのであれば、頑張れるかもしれない。

 

関節痛に悩まされ続けた1ヶ月で、酷いときは勝手にステロイド10mg、ロキソニン、湿布でしのいでいたが、ようやく痛みが和らいできて、規定量のステロイド4mgぐらいに戻せた。


どこまで続けられるだろうかって不安もあるけど、とりあえずは暫くお休み。