住宅購入を本格的に考え出してから1年以上かかったが、ようやく自分達の条件にあった物件がみつかり、中古のマンションを購入した。

 

決して全ての希望が叶ったわけではないが、今の状況を考慮すると、これがベストだろうという結論。

 

結局購入したのは、今すんでいる賃貸マンションから徒歩5分くらいの分譲マンション。

築年数は少し立っている物件だけれど、リフォームをすることにした。

 

本音を言えば、一戸建てとか市内の利便性の高いエリアのマンションとかに住みたかったが、やはり、持病があるうえに、不妊治療も受けていて、無理なローンを組んで苦しくなることは避けるべきだと思った。

 

今回購入したマンションは、分譲マンションだけれど長く賃貸に出されていて、退去されたのをきっかけに売りに出されたようだ。

売り主さんも、海外駐在から帰国後、今は近くの一戸建てに住まれていて、やっぱり、住みやすいエリアだよなと思う。

 

仮に、また夫が転職を希望しても、ここなら賃貸に出すこともできそうだし、売りに出しても成約はできそう。ただし、相場がどれくらい変動するのかは未知数。

 

ローンの借り入れについては、少し悩んだ。

リフォーム代については両親が援助を申し出てくれて、有り難く受けることにした。

物件価格と仲介手数料をあわせて約3100万~3200万くらいになりそうだけれど、夫だけにローンを組んでもらう予定で、今のところ35年の予定。

 

で、自己資金をどれくらい入れるかというところだけれど、資産運用で成果が出てきた私にとっては、少しでも手元に現金を置いておいて、運用したほうが期待値が高い。低金利なのだから、借り入れしてその分運用益があれば、そちらの方が賢い選択だろうと思っていた。住宅ローン減税の制度もあるし、きっと借り入れを大きくする方が最終的な家計にはプラスになるはずだ。

 

しかし、やはり親世代からすると、ローンの負担を大きくすることはあまり良い選択ではないだろうという考え。

年齢や月々の負担(マンションなので修繕積立金や駐車場代も)を考えると、少しでも毎月の支払いが軽くなる方がいいだろうとのことだった。その方が夫自身も毎月の支払い、負担にプレッシャーを感じなくなるだろうと。

 

勿論、購入をするのは自分達だし、最終的には自分で決めることだけれど、両親には自分の病気のことでも心配をかけ、またリフォーム代も負担してもらうことを考えると、ローンの組み方で更に余計な心配をかけるのは良くないのかなと思い、私からの自己資金分を増やすことにした。名義を半々にして、頭金としてはかなり大きいと思うが、約2200万円を入れることにしようと思う。

 

夫には1000万円くらいをローンで借りてもらって、またいつか、もっと自分達の希望を叶えた物件を購入しよう、ここを終の棲家にするのではなく、もっと向上していけるように頑張っていこうと伝えた。

 

頭金を大きく負担することで、私自身の資産額も大幅に減ってしまうことになるが、資産形成についてもまた初心に戻る気持ちで取り組んでいこうと思う。

 

 

とりあえず、物件購入の契約をしたので、今後はリフォーム、引っ越し等にしばらく時間を使うことになりそう。

楽しみと不安が半分半分。