資産運用をしていると、最近どうしても気になるのが「資産のインフレ負け」
コロナ後くらいから徐々に色んな物が値上がりして、体感としては以前より1~2割くらい商品の価格が値上がりしていると感じる。
数年前は100円で買えたものが、今だと110円~120円出さないと買えない。
ということは、お金だけで持っているとその価値は目減りしていて、せっかく貯めたor増えた資産も、インフレした分増えていなければ、何の価値もない。むしろ、資産運用しているのだから、インフレ分+運用分の資産が増えることが本来は理想。
でも実際はそこまでいっていない。
資産運用をはじめたときは、定年まで働くのはしんどそうだなー(定年迎えず引退したい)とか、年金だけでは心許ないから、運用の副収入があればよいなーって考えだったけど、首都圏の物件高騰然り、本当、インフレが継続的なものになれば、資産運用していても、いつまでもいたちごっこ?みたいな感じになるんじゃないかなーって気もする。
資産運用する→資産増える→インフレする→生活費が増える→運用だけだと追いつかない→いつまでも働く(リタイアを先延ばし)
みたいな?
本当、定年で引退できるのは人生の勝ち組みたいな?そんな時代になってしまうんじゃないかって予感。
で、自分の運用ポートフォリオを確認してみると、インフレヘッジをするなら、やはり株式の比率を上げざるを得ないのかなと…。
ここ数年で金が値上がりしてくれたので、少しヘッジにはなっていたけど、債権だったり、円やドル(キャッシュ)だったりも割合を持っていたので、現実世界で起きているインフレ率には負けてしまった。
ドル円も今、140円になっていて、新時代に入ってきたなって感じはするけど、数年でもう一段上の150円代が定着するかは微妙なところだと思う。
ドル金利が高いので、外貨預金てしておけば年3~4%の利子がつくけど、果たして、実際のインフレ率に運用負けしないだろうかという不安も…。それ以上に物価があがる気がする。
世界的にもまだインフレ鎮静化まではいっていなくて、むしろ日本は原価高騰だけでなく人手不足も相まって今からインフレ開始?とも考えられるので、本当にインフレ局面で、何に資産を置くかは重要だなって思う。
株式比率を上げることが正解?のような気がするけど、なんだかもうよくわからなくなってきた。