私と夫は性格が正反対。
私はどちらかというと慎重派、堅実派で、夫は楽観的、無計画。
性差の部分が大きいかもしれないけれど、将来の見通しに対して夫は私からみれば、まあ甘い。
不妊治療についても、2~3年も頑張れば結果が出るだろうって感じだし、休職期間を終えても結果が出ていない場合、仕事どうしよう?って焦りに関しても、持病もあるし、仕事辞めたら?って感じ。
いやいや、まだ家も購入していないし、子供が授かれば育てるにも稼がないといけないんだよ。
物価も将来もっと上がっていくだろうし、年金だってマクロスライドでどんどん減らされるんだよ?って。
夫一人の給料でやっていける見込みがあると思っているのか?何も考えていないのか?まあ平和で幸せだよな。
勿論、持病が悪化したり、不妊治療を続ける場合には一度、退職の選択肢もあるかもしれないが、やはり仕事は続けたい。
というか、今時専業主婦なんてハイリスク、ハイリターンだと思う。専業主婦の優遇も、近い将来なくなるかもしれない。
病気になっても働き続けている人は沢山いるし、自分自身の選択肢のためにもやっぱり仕事には復帰しないといけないという焦りと葛藤。
をよそに、平気で仕事辞めても良いんじゃない?という考え方が、ほんとに合わない。無頓着でイライラしてしまう。
実家がよっぽど裕福で援助してくれるならまだしも…。
投資に関しても銘柄選択が対照的で、分散投資低リスク重視の私と、個別の成長銘柄に集中投資の夫。
購入した銘柄聞いてみると、ほとんどグロースで、10倍の期待値もあるかも?だけど、逆に10分の1になる可能性もありそうな銘柄ばかり。
けど、今のところ投資成績が悪いわけではないらしい。(夫の資産は不明だが、今の時点では300万〜500万くらい?の予想)
もっと資産を大きくできるって変な?自信があって、リスクを恐れないのは少し尊敬に値するかも。確かに何十倍に化ける株を見つけて投資することが本来の投資の醍醐味かもしれないし、これだけ自分に都合の良いストーリーを描けるのもある意味才能かも。
夫の愚痴のつもりで書いていたが、対照的でも、こうやってバランスを取れている部分もあるのかもしれないっていう気持ちにもなった。
けれど、ハイリスクハイリターンの選択肢を取れるのは私がまだ働いているからであって、私にも資産があるからであって、投資に回せる余裕資金がなくなれば、同じ家計においてそんな銘柄選択は許容できない。
失っても良いのは、若い時期のお金だけだと思う。
夫の選択肢や考えを尊重できるのは、私にも余裕があり、そして理解があるからだということを、夫に強調して伝えて、今回の議論は終わり。
考え方が正反対だと、度々ぶつかり合うテーマがあって、意思疎通に時間がかかって、苦労することも多い。
同じ思考パターンの人をパートナーに選んだ方がよかったのかな?って、考えることも多いけど、自分と全く同じだと、きっと焦りや不安に向き合いすぎて、必要以上に助長されたりして、しんどい日常を送っていることが想像つくので、やっぱりこれで良かったのかなと思うことにする。
そして、夫が投資において自分の資産をはるかに超えることがあれば、その時は素直に彼を認めようと思う。
書き出してみて思ったが、自分は堅実なつもりだったが、夫をパートナーに選んだ時点で、実はNISAにグロースを突っ込んでいるようなものかもしれない。