確定申告のために昨年度の医療費の集計をした。
膠原病の治療&不妊治療のダブルで通院しているので、それなりの医療費を覚悟していたが、
集計の結果は昨年1年(1月~12月)で44万円だった。
膠原病の通院、薬代:約7万5000円
不妊治療 :約33万
歯医者、皮膚科等:約3万6000円
(休職のための診断書や特定疾患の臨床個人調査票等の文書代は省く)
自分としては、不妊治療をしているのでもう少し高いかと思っていたが、そこまで驚くほどの金額ではなかった。
不妊治療は一昨年までは保険適用ではなくて、自由診療だと1回で50万くらいかかかるという話を聞いていたので、医療費総額が体外受精1回分にも満たない金額で、保険って有り難いなって思った。
膠原病も特定疾患の受給者証を申請しているので負担は2割。
高額療養費制度の上限に該当している月もあったので、ここから少し返金がありそう。
あと不妊治療が保険適用になったことで、人工授精や体外受精が、民間の医療保険の「手術費用」として給付金請求ができるようになったそう。
まだ、給付金の請求はしていなが、医療費明細を眺めてみると「手術」と記載されているのが6件あったので、20万くらいは給付金が貰えるかもしれない。
そして、自治体の不妊治療の助成金というのもあって、私の住んでいる自治体では内容によって6万~10万くらい/年あたり、補助が貰えるみたい。
なんだかんだ制度に助けられながら実際は半分以下の医療費で済みそうで、ほんと社会保障制度の充実している日本に生まれて良かったって実感した。
でも、裏を返せば、社会保障費が増加しているために増税する必要があったり、将来の年金制度にメスをいれなくてはいけなかったり、働く人の税負担もどんどん増えて実感が苦しいのも事実。
私も若くして、これだけの医療費を使ってしまっているということは認識しておかなくてはいけない。