先日、久しぶりに学生時代の友人と会った。
半年くらい前から休職していることは、会社と関係のない知り合いには誰にも伝えてなくて、働いている業界も違うので知られることはないかなって思ってたけど、やっぱり世間は狭い。
まわりまわって知られることもあるんだな。
休職しているってなったら、やっぱり周りも心配してくれるし、なんで?って理由も気になるだろうし、仲の良い友人で、きっと一生の付き合いができる仲だと信じられるから、自分の病気のこと、不妊治療をしていることを打ち明けることにした。
友人の一人はMRの仕事をしていたこともあったので、自己免疫疾患のこともかなり理解してくれていた。
難病っていうと、世間一般では、生涯治らない、死に向かう病気みたいな先入観を抱かれることもあるけれど、自己免疫疾患はそういうものではなくて、薬を飲みながら、日常生活を送れるよう調整しているって話しておいた。
そして、今休職をしている最大の理由は不妊治療を受けているからということも説明した。
同世代なので、同じ悩みだろうが、友人も来月?くらいから体外受精をはじめるみたいだった。
不妊治療については、まだそんな理由で会社を休職するようなことは社会的に認められているような雰囲気がなくて、(大手の優良企業だったら制度がある会社もあるかもだけど)お互い、治療を受けるのは大変だよねって話になった。
私の場合は、今大学病院に通っているので、平日の日中しかいけないし、必然的に会社も休むので、休職するか退職かしか道がないのが現実。
あと10年もしたら、社会的にもう少し認められやすくなるかもしれないが、昨年からは不妊治療も保険適用になったのだから、もっと休みやすい不妊治療に専念できる社会になっていてほしいなって思う。
とりあえず、自分からではなかったけれど、友人に自分の病気をカミングアウトできてよかったのかなと思う。