資産運用、人生設計に関する書籍を読みました。

著者は、加谷珪一さん。

 

今年は「円安」が様々なメディアにも多く取り上げられていますが、その解説でよく出てこられる経済評論家(コメンテーター?)の方の本です。



 

加谷さんによると、

 

•日本はすでに貧しい国になりつつある

•日本人の給料は今後も上がらない

•事実上の生涯雇用で平均賃金はさらに低下

•稼ぎの絶対額を増やさないと豊かな暮らしはできない

•海外に目を向けないと有利な機会は得られない

 

以上のようなことが書かれていました。

 

確かにどれも言われてみると、納得できるというか理解できる内容です。

 

今後も物価はどんどん高くなっていくだろうし、本当に円だけを稼ぎ続けて豊かな生活を送れるのだろうか?

年金も少子高齢化によりどんどん目減りしていくのに、老後を年金だけで暮らすなんて果たして実現できるのだろうか?

 

多分、みんなが薄々疑問に思っている内容についての答えを書いてくれているような本でした。

 

 

そして、その解決策はタイトル通り「脱日本」

 

 

①海外に長期投資

最近は資産運用を政府も後押しして、個人年金、Nisa、iDeCo等の制度も推奨されていますが、投資先としての推奨はやはり海外になるそうです。

低成長の日本ではなく、10年、20年先にも成長が見込まれる国、地域の株式投資。

推奨はやはりアメリカのようです。

 

②自分自身が海外で働き外貨を獲得する

もはや、日本は先進国の中では1番給料が低い国です。アジア圏ではかろうじて?地位を維持しているようですが、最近は韓国より低かったりする。

よって、稼げる海外に出ていく。

日本にも、出稼ぎのベトナム人とかよく見かけるけど、それの逆バージョンみたいな感じかなと。

 

③eBay等を利用して、日本にいながら海外相手の副業をする

こちらも、外貨を稼ぐための手段。

今後も円安は継続していくので、日本の良いもの、魅力のあるものを個人取引で海外の人に買ってもらう。

海外で仕事をするのは難しいけれど、インバウンドを取り込むような戦略と同じような感じ?

 

自分の場合でれば、海外で仕事をすることは難しいので、①と③であれば取り組めそう。

 

越境ECとかよく聞くけど、みんな何を売っているんだろう?

やっぱり、アニメとか漫画関係なのかな?

 

少し調べてみよう。