お金のモヤモヤしてしまう話です。

モヤモヤというより、愚痴かもしれない。 

 

あまり、書くことは望ましいことではないかもしれないけれど、自分のために記録しておこうと思いました。

 

自分が病気になって定期的に医療費がかかるようになり、不妊治療もはじめ、また、最近は住宅を購入しようかと検討したりする中で、避けて通れないのが「お金」。

どれも結構お金が必要。

 

幸い私は、新入社員の頃から資産運用をはじめ、アベノミクスの恩恵もあって、目先のお金に困るほどではないのですが、やっぱり負担があるのは間違いない。

 

そして、実は、膠原病の医療費も、不妊治療の費用もこれまで夫に負担してもらったことがありません。入院しても全て自分の財布、保険から。

流石に不妊治療の費用は2人のことだし、最終的には費用を合算して、夫にも負担してもらおうと思いますが、とりあえず、一度のIVFのサイクルにいくらくらい費用がかかっているかもあまり把握していない。

鈍感なのかもしれないが、人生のライフイベントにかかる「お金」の意識が低くて、その温度感の違いに少し落胆します。

 

 

そして、先日またまたモヤモヤすることが。あるあるかもしれませんが、実家の格差です。

夫の実家と私の実家は、経済格差があります。

どちらかが、超金持ちというわけではないですが、私の家は、両親がフルタイムの共働きを定年まで続け、(何なら今でも働いている)、退職金も2000~3000万×2人 年金も2倍みたいな家庭。

対して、夫の実家はお母さんが完全な専業主婦。パートに出ている形跡すらない。お父さんはサラリーマン。

 

時代的には、自分の実家のスタイルのほうが珍しいのかもしれない。けれど、節目節目で、所謂実家の太さによる違いが浮き彫りになって、モヤっとした気持ちになります。

 

不妊治療を受けていることは、期待と心配を与えてしまうので自分の両親には話していないのですが、家を購入しようか検討しているという話をしたら、資金援助を申し出てくれました。

(多分不妊治療についても、体外受精をしていると話せば、私が諦めるまでは援助してくれるのではないかと思います。)

 

住宅購入については、金額は世間の標準から比較すると高いと承知していますが、1000万くらいは援助してくれるということでした。

夫の実家はというと…全く資金援助はなし。自分たちの稼ぎで、人生設計しなさいとのこと。

まあ、そうなんですけどね‥。

そして、遺産は残さない!(残らない) あまり貯金もされていないようで、もし将来介護が必要になれば、今住んでいる家を売って介護施設に入られるとのこと。本当に何も残さない様子。

まあ、遺産等の相続が全くなくても医療費を援助して欲しいとか、逆にこちら側に援助を申し出されないだけマシなのかもしれませんが。

 

私の両親は、普段から色々な食料品や株主優待品、旅のお土産をもってきてくれたり、食事に誘ってくれたり(食事代は親もち)そんなのが当たり前です。なので、自分としてはやっぱりギャップが大きい。

あまり、正確に計算すると厭らしい話だが、結婚資金の援助、住宅購入の援助、子供ができれば孫へ色々買い与えてくれるだろうし、遺産も、家も、祖父母から相続した土地も残してくれるだろうと思う。

けれど、夫側の実家は、上記、全てないと考えた方が良さそう。

 

夫は大学、大学院と奨学金もかりていたので、今でもそれほど貯金がなく、そんなことは全部わかっていて、結婚を決意したつもりだけれど、やっぱり、大きく違うと感じる瞬間も多くて、自分の選択は正しかったのか?とか、やっぱり、自分はお見合いのような形がよかったのかもしれない…という気持ちが湧いてくることも事実です。


夫が私の両親に感謝をもっと伝えて、心から大切にしてくれれば、少しはモヤモヤした感情はなくなるかもしれませんが、まぁ、そこらへんがドライで、それぞれの家庭の事情だから仕方ないやん。みたいな雰囲気。

 

まあ、実家の差があっても上手くいっているカップルは大勢いると思うので、私のケースではという話ですが。

 

でも、共働きの家庭のライフスタイルと専業主婦の家庭のライフスタイルって結構、違うことも多くて、時間をお金で買うという価値観がなかったり、そもそも、家事は妻(母)がやってくれるものっていう潜在意識が見え隠れしたり。口には出さないけど。

私の父は感覚的には、夫の5倍くらいのタスクをこなしていたような気がする。

そんなの比較してしまうと、合わないなー。辛いなー。って思うことも。

 

ただ、じゃあ専業主婦になれるかっていうと、そんな時代でもないしね。

今の時代、みんな共働きだよ。

どれだけ夫側が理解してくれるか、協力的になってくれるかはそれぞれだけど、何十年と染み付いてきた価値観(家事や育児は主に母親側の役割)を再教育するのも結構労力がかかる。

 

我が家は正反対すぎて、お金の面も、ライフスタイルもなかなか摺り合わせができないのがつらいのが本音。