今年は難しい相場が続いています。
本来分散投資をしていると、どこかのセクターの調子が悪くても、他でバランスをとりながら、マイルドに資産が増えていくことが多いですが、今年は、株も、債権も、REITも暗号通貨も…全て売られるという展開です。厳しい!
昨年までの投資対象別の上昇例 (勝手に引用)
円安もすごく進んでいて、ドルが買われるという状況は続いていますが、日本人からするとドル転することで一見資産が増えるように見えるけど、円の価値が落ちているだけで、円資産が増えることは果たして正解なのか?と疑問にも思います。
半期が過ぎましたが、アメリカのダウやナスダックの下落率が日本株より大きいようなので、とりあえず日本株が勝っている??ともいえるかもしれませんが、何にせよ今年は資産は増えそうにありません。
資産運用をしている人は、今年のパフォーマンスは悪いでしょうが、まあそんな年もあると割り切るしかないかと思います。
私自身も少し前にキャッシュポジションを増やしており、今年は様子見の年にしようかと思っていましたが、再度考え直し、やはり少しずつ買い入れることにしました。
理由としては、「リセッション」という言葉を聞くようになりましたが、アメリカの利上げの影響がどこまで織り込まれているのか、どのくらい長期化するのかは素人には判断できないことと、円安がどこまで進み、どのあたりのレートで定着するかわからないことです。
「休むも相場」が正しい選択に思えていましたが、何のための分散投資なのか、本来の分散投資の意義を忘れているのではないかと考え直し、時間軸を長期化することで再開することにしました。
目先は株も、債権もREITも全てもう少し売られる(下落する)イメージを持っていますが、とりあえず、以下のETFを機械的に購入することにしました。
ETFは分配金があるので、評価でマイナスであっても、ドル資産が少しずつ増えるので、買い入れ続ける限りはどこかでプラスになると考えています。
大切なのは、買い入れの余力を残しておくことと、パニック売りをせず、機械的に(定期的)買い入れしていくこと。
AGG iシェアーズ コア 米国総合債券市場 ETF
BND バンガード 米国トータル債券市場ETF
EPI ウィズダムツリー インド株収益ファンド
VT バンガード トータル ワールド ストックETF
LQD iシェアーズ iBoxx USD投資適格社債 ETF
USIG iシェアーズブロード米ドル建投資適格社債
PFFD グローバル X 米国優先証券ETF
RWR SPDR ダウ ジョーンズ REIT ETF
RWX SPDR ダウ インター リアル エステート ETF
SPYD SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF
VYM バンガード 米国高配当株式ET
定期積立を設定したので、暫くはこれで放置です。