なんだか今年の相場は難しいです。

 

年初からの動きを見ていると、やはりアメリカのテーパリング&利上げのテーマが意識され、FOMCのイベント等で株式は売られています。

特にグロース株。バリュー株は原油関係とかインフレ連動するコモディティ関連は上げている銘柄も見られるけど、まあどこまで続くかは不明。

けど、大きく突っ込んだ場面ではショートカバーも入って、まだ大きく崩れている状況ではない。

だからと言って、買っていく場面か?と問われると、そんな気もしない。

 

今回、年初からのリスクオフの局面で感じたこととしては、

①そこまで円高に触れていない

②暗号通貨(ビットコイン、イーサリアム)の戻りが強い

③ゴールドはそんなに強くない

④ウクライナ情勢の影響もあり、資源関連高騰

 

昔は、リスクオフと言えば、円高がセットだったけど、やっぱりアメリカの利上げがあるので、ドル買いの意欲も強いのかな。

リスクオフ&ドル買い需要で案外、今年のドル円相場は変動幅は小さいのかも。

 

暗号通貨はもともとボラリティ高いけれど、下落局面からの反発も割と強くて、株式市場が低迷していく局面で、もしかすると暗号通貨がトレンドになるかもと思いました。

暗号通貨、ほとんど持っていないけれど、地道に積立しようかな。

 

ゴールドについては、本来リスクオフの局面では強くなるはず…、いや、ゴールドは金利も配当もないので、むしろ、こういう時こそ、上昇して欲しいのだけど、まだそんな上昇していく感じには見られない。

まあ、購入しているゴールドについては、全く売買するつもりはないので、過度に期待はせず、永久ホールドの気持ちで置いておきます。

 

 

債権も売られ続けていて、まだもう少しかかるかな?と思いますが、債権だけは下落局面でも買い続けていこうと思っています。唯一、暫く難しい相場が続く局面でもポートフォリオでの割合を増やしても良いのではないかと思いました。

むしろ、将来、資産運用として「ほったらかし」のポートフォリオを目指すのであれば、株式ではなく債権とかリスクが小さいもので、不労所得戦略が正しい姿であるような気がします。(でもそんな資金量でもない…)

 

今年は、そんなに売買はしないと思いますが、各国の中央銀行による金融政策をおさえながら、相場の動き、株式だけでなく、コモディティ、金利、暗号通貨、債権、REIT等、色々な指数の動きを見ながら勉強して、相場観をつけられるよう、努力していきたいと思いました。