「ふるさと納税をした」という話ではなく、「ふるさと納税をしないんだ」という話です。
資産運用についても記録していますが、サラリーマンにとって今や節税の基本とも言えるのが「ふるさと納税」です。
年末が近づくに連れ、会社や身の周りでも、今年の年収が○○○万円くらいだから、あと○万円分ふるさと納税が出来そうだーとか、この前届いたどこどこの返礼品が良かったとか、そんなことが話題になったりします。
しかし、今年も入院してしまって、医療費もたくさんかかって、医療費控除を受ける予定の私にとっては、ふるさと納税は面倒なのですよね…。
ふるさと納税はワンストップ特例制度で、確定申告が不要なのが特長です。
けど、医療費控除やその他確定申告を必要とする場合は特例制度の対象外です。
ふるさと納税分も自分で確定申告をしないといけなくなるし、今年は、医療費控除だけでなく暗号通貨の雑所得分も手続きが必要…。
そもそも他の控除を受ける場合の、ふるさと納税の上限額っていくらなんや?一生懸命調べれば、導き出せるかもしれませんが、
①ふるさと納税分の確定申告の手間
②ふるさと納税の上限額を間違い、損するリスク
③年間医療費がいくらになるか不明のため、年末までふるさと納税を躊躇する
→年末に駆け込み(時間的余裕なし)
などなど考えると、今の私にとっては、ふるさと納税は見送りしようというのが答えです。
が、周りにはそんな事情や考えをオープンにしていないので、「ふるさと納税しなよー!」とか「勿体ない!」みたいなことを言われます。
いや、そういうことを言われる事自体は全然、苦ではないんですが、その場を乗り切るのに苦労しています。
医療費事情を切り出すと、相手に気を遣わせてしまうことは間違いないし、また、ふるさと納税はしないと公言しても、何で?ってなるし。
事情はあえて明かさず、会話のキャッチボールを続けています。
「すごい、美味しそう!」、「いくらの寄付でそれ貰えるんですか?」、「私もどこか検討してみようかな〜」とか、そんな感じで、のらりくらり状態。
まぁ、自分も確定申告不要だったら、確実にふるさと納税やっているし、仕方ないですが、この話題の時は、「あー、きたか!」って感じです。
また、いつかふるさと納税が出来る日が来ることを祈りつつ、年末は自腹で和牛を買うぞ!