ips細胞研究所の山中伸弥教授が、来年3月末で所長を退任されるというニュースを見ました。

 

山中教授と言えば、ノーベル生理学・医学賞受賞し、ips細胞研究所のCiRAを設立、10年以上組織のトップとして、尽力されてきました。

コロナがパンデミックとなった初期も、個人のブログを立ち上げ、海外で発表された論文等の情報を一般人にも分かりやすく発信されていたのは記憶にも新しいです。

 

退任後は、また研究に戻られるようで、本当に、人生の最後まで(まだそんな年齢ではないですが)研究者としての道を続けて行かれるんだろうなと思います。

 

また、難病患者としては、こういう臨床や基礎研究を続けてくださる研究者の方がいて、医学の進歩や、新しい治療薬の開発があると思うので、敬意と尊敬の念を抱く次第です。

 

 

自分が病気を発症したからかもしれませんが、ふと、自分も医学や医療の分野で何か貢献できることがないだろうか?と思うことがあります。

寄付や治験への参加もその一つかもしれませんが、もっと自分自身の能力、スキルで何か貢献できないかな?と、たまにCiRAだったり、大学病院の採用、求人情報を眺めたりすることがあります。が、やはり、教務や、研究開発、技術の補佐くらいしか採用はされなさそう… (一応、修士を持っているので、補佐くらいなら採用されるかも)

 

でも、条件として、時給は1000円~1500円くらいで、給与面を考えると、簡単には飛び込めません…

研究者の非正規雇用もたまにニュースで取り上げられていますが、日本では、研究への資金調達も大きな課題があります。

 

いつか、資産運用で十分な資金的余裕が出来たり、細々とでも生きていくことができるようになれば、こういう場所で働いてみたいなと思いますが、それはいつになることやら。

 

人生も有限なので、判断するタイミングは難しい。