今、膠原病の治療では、地域の中核病院に通院しています。
(自分でこの病院を選択したのではなく、膠原病と診断が付かない状態(不明熱)でかかりつけ医から救急搬送)
膠原病科はマイナー科の分類のようで、私の通院している病院では常勤医の方がおられません。割とどこでも非常勤医対応が多いようです。
勿論、大学病院のような専用病床もありません。
3回入院していますが、入院中に同じ病気の方に出会ったことがありません。
また、同室は毎回高齢者の方ばかりで、たまに声を掛けてくれる方もおられるのですが、基本、あまり深い会話はなし。
この点では、入院の際は、大学病院の方が良い環境なのかなと思ってしまったりします。
常勤医が入れば、すぐに治療の判断をしてもらえそうですし、専用病床があれば、同じ膠原病の方と同室になるかと思います。
症状は個々に違うと思いますが、同じ病気の方で知り合いが出来ればな、とたまに思います。
入院中は不安になることもあるので、同じ病気の方で、励ましあったり、気遣いあったり、また、情報交換ができたらいいのになと感じます。
ただ、中核病院にも良い部分があって、外来受診の際は、大学病院に通院するより、圧倒的に受診にかかる時間が短く、体力的な負担も軽いです。
以前、SLEになる前に菊池病(亜急性リンパ節炎)を発症しましたが、その際は大学病院に通院をしていました。
大学病院は医師の人数は多いですが、患者数も多いし、診療科の数も多いです。
朝イチで受付しても、採血するのに30〜1時間待ちだったり、CTや、エコー等他の予約検査でも待ち時間があります。
また、検査が終わってもすぐに診察に呼ばれるわけではなく、診察に辿り着くのに最低1時間半〜2時間はかかるかなという印象です。
会計終了まで入れると相当時間がかかるので、会社員だと半休では済みません。
時間単位で休める会社であれば対応できるかもしれませんが、毎回、待ち時間も読めないので、結局通院日は1日有休を取っていました。
他の病院で当てはまるかはわかりませんが、私が今通院している中核病院の場合はというと、診察に予約は必要ですが、検査にはそれほど待ち時間がありません。
採血も早いと、カルテ提出して数分で呼ばれます。今まで長くて15分くらい。
採血、尿検査の結果が出るまで1時間くらいは待ちますが、割と診察予約時間±30分以内に診察してもらえることが多いです。
また、割とフレキシブルな対応も可能なようで、以前、診察日にどうしても、外せない用事ができてしまったことがあった際、採血後外出の許可をいただくことができました。
朝9時に採血して、一度外出、昼頃に戻って診察して貰ったことがあります。
地域の中核病院なので、家が近い場合は、一度帰宅も可能です。
重症度が高いと大学病院でなければ対応出来ないこともあるかと思いますが、今の私の症状で有れば中核病院で対応できる範囲で、少し不便を感じることもありますが丁度良いのかなと思います。
大学病院も中核病院も一長一短です。