資産運用の記録です。
資産運用をしている人は、お盆とか長期休みがある時にポートフォリオの見直しをする方も多いのかなと思います。
私も見直しをして、投資先、積立額の変更と、一部利確をしました。
利確をしたのは、全世界株式インデックス。
FRBのテーパリングが意識されてきた中で、株式の上昇余地が限られてきたのかな?と思いはじめました。
(テーパリングとは、中央銀行が実施してきた量的金融緩和政策を段階的に縮小させていくことです。)
基準価額の推移をみても、コロナショック後から、2倍近くになっていますし、とりあえず、十分かなと。
全世界インデックスなので、先進国、新興国も含め、世界中の株式の平均的なパフォーマンスに位置しています。
私のポートフォリオは、割と株式の比率が高い傾向があったので、少しずつ取捨選択をするべき時期かなと思いました。
株式の比率を少し減らして、又は、投資先を選別して、債権比率を上げていこうかと考えています。
今後重点を置く投資信託は、基本的には海外株式で成長企業に投資をするアクティブファンド。それと、公社債やREITも含んだバランス型ファンド。
↓こういう次世代をリードする成長企業を中心に投資をしているものを選択していきたいなと思います。
アメリカのGAFAの時価総額が、東証1部全企業の時価総額の合計を超えたそうですが、やはり、アメリカが世界の中心かなと。
歴史が証明してくれていますが、株式市場全体が停滞する時期でも、伸びる会社は伸びる!勿論、株価も上がっています。
なので、全世界的な金融緩和で伸びている指数連動型のインデックスよりは、本当に有望な成長企業に集中をしていくべきかなと思います。
分散投資を心掛けているので、新興国への投資継続も少し迷いがあり考えてみましたが、積立額を減額し継続することにしました。
日本株を選択しない理由は、あまり、日本の企業で魅力を感じる成長企業がない気がするからです。
そして、日本で誰もが知る大企業も、今後はその多くが衰退していくのではと考えています。
直近のIPOしている会社も、たまに見ますが、なんというか、よくこんな決算で…と目を疑いたくなるような会社も多い気がします。
日本の上場基準が甘いのもあるかもしれませんが…‥マザーズも冴えない感じです。
日本には『正しい投資文化』、『スタートアップを支援する文化』が理解されていないので、上場することしか資金調達をする方法がないのかもしれませんが、どんどん日本の企業が、そして日本という国が弱ってしまっているような気がして、なんだか悲しいです。
また、『日本では投資をすること』の印象も良くないと思います。
投資をしている=損しそう、とか、楽してお金儲けとか、騙されそう、みたいなネガティブなイメージがあって、実際に詐欺を働く人もいるので、なかなか良いイメージを抱くのが難しいのだと思います。
けれど、海外であれば、中学生くらいの義務教育の中に、資産運用や投資を勉強する時間があり、皆、正しい、投資知識、企業へ投資をする意義を学びます。社会人になって資産形成として投資をすることも普通です。
日本にいると、どうしてもそういう視点は見えてこないですが、日本にも正しい資産運用の考え方、投資知識を学ぶ時間があれば良いなと思います。