病院へ受診した3日後くらいに、風邪のひき始めのような喉の痛みがありました
「あ、また、いつもの…」嫌な予感です…
実はここ数年、私は風邪(と思っていた)を引くときに最初は、喉の軽い痛みから始まり、数日後には高熱(38℃~40℃)が出るというパターンが続いていました。
市販薬を飲んで、数日寝ていれば治まるような感じではなくて、『インフルエンザ』と疑うような高熱が出るのです。
その度に、病院を受診して、インフルエンザや今年はコロナのPCR検査もしてもらうけど、どちらも陰性。
「しばらく、処方薬飲んで様子見してください。」と、帰されるのでした
今から思うと、病気の予兆は確定診断をされるかなり前からあったのだなと感じますが、当時は膠原病という病気があることも知らなかったので、疑うこともありませんでした。
で、喉の痛みが出て、やはりいつものパターン3日後くらいには、40℃後半の熱
が出ていました。
40℃超えが4~5日以上続くと、なんというか自力では回復できない感じがあります。医療の力(点滴等)をしてもらわないと、死んでしまうのではないかという感覚
食べることは勿論、大量に汗をかいているのに、水分を補給することもできない。とても危ない感じです。
1度目の入院時は、かかりつけ医→中核病院へ救急車で搬送されたのですが、そのときは確か尿にケトン体が出ていました
ケトンは絶食が続いた時、体の脂肪を分解してエネルギーを獲得した際に排出されるそうです。
飲食によるエネルギー摂取ができないので、自分の体脂肪を分解して、生命維持のためのエネルギーを獲得しているということですね
結局、2回目の入院も、病院を受診した約10日後に『高熱』による救急受診で、入院をすることになりました
10日前に採血をしていた検査結果も既に出ていたようで、土曜日に救急科で受診した際にはすぐに、『膠原病かもしれません』と言われました。
血液検査の結果、抗核抗体が1280倍 『入院して、もう少し詳しい検査をしましょう』と言われました
※抗核抗体とは、自分自身の体を構成する細胞の核に対する抗体(自己抗体)で、膠原病の患者さんの血液中に、高頻度に検出される抗体です。