
世界遺産を訪ねる旅(富士山と周辺の25の
構成資産)の最後です。
お昼ご飯を食べ損ねたので「その辺で、
富士宮焼きそばを食べようか?」と
娘に提案したところ、「富士山を見ながら
カップラーメンを食べたい」と、
断られてしまいました(笑)。
渋滞で予定が1時間以上押している
こともあり、本栖湖まで行って、中ノ倉沢峠
展望地まで徒歩で登ることを考えると、
ランチの時間がかなり遅くなるのと、
日が暮れてしまう微妙な時間でもあるので、
どうするか悩みましたが、
娘の断固とした「行く!」という意見を
尊重して、中ノ倉沢峠まで登ることに
しました。
この展望地は、旧千円札のデザインに
使われた岡田紅陽氏の写真「湖畔の春」が、
撮影された場所です。
風がなければ逆さ富士もきれいに見える
のですが、今回は、叶いませんでした。
予定よりだいぶ遅い時間になりましたが、
暮れていく夕日が富士山頂を赤く染め、
間違いなく今まで見た富士山の中で、
一番綺麗なものでした。
そして、少し寒い中で、最高の景色を
見ながら食べたカップラーメンも、
やはり最高の味でした。
因みに、本栖湖は冨士5湖の中で一番水深
が深く、透明度が高い湖です。
30年以上前にスキューバーダイビングで
潜ったことが有りましたが、
とても神秘的だったことを思い出しました。

