IWC耐磁性能 | ウォッチ ホリック watch holic  

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好きな言葉は「ひげゼンマイ」(笑)。横浜と渋谷にある時計ショップ「COMMON TIME」と               横浜元町が本店のジュエリーショップ「CHARMY」の社長のブログです。

皆さん、こんばんは。


さて、みなさんは、時計には耐磁性能

というのが在るのをご存知ですか?


時計は、機械式時計、クォーツ時計

問わず磁気に対して非常に弱いのです。


それでも、昔は強い磁気を発生する場所は、

研究所の中や潜水艦の中、飛行機の

コックピットの中など、ごく一部の場所でした。



しかし、現在磁気は、あらゆる電気製品

から発せられています。

一番身近な毎日接しているもので言うと、

携帯電話やパソコンです。


そんな環境の変化によって、以前よりも

磁気帯びをしてしまっている

時計が増えてきているのですね。


そんな訳で、磁気に強い時計が

最近にわかに注目を集めているのですが、

その代表格がIWCなのは言うまでもありません。


IWCのパイロットウォッチは、ケースが2重構造に

なっていて、内側にも軟鉄製のインナーケースが

入っています。


なんて聞いてもいまひとつピンと来ませんね。


そこで、どれくらいIWCの時計が磁気に強いかの

実験です・・・・・・

この装置(というほど大げさなものでは在りませんが)

は、下の板の中の左側に強い磁石が

埋め込まれています。


そして、上の回転する部分に二つの時計が

載っています。

一つはIWCの時計、もう一つはIWCでは

ない時計です。


コレを回転させながら、強い磁気の上に時計を

持っていくと、皆さんのご想像の通り、

IWCの時計はそのまま動き続けます。


そして、これまたご想像の通り(笑)、

IWCではない時計は、まったく動かなくなるのです。


なるほど、これで、IWCの耐磁性能も

納得がいきますね。



ジュネーブサロンのIWCの商談ブースでは、

こういった「実験」も見せてくれたのでした。