ウォッチ ホリック watch holic  

ウォッチ ホリック watch holic  

好きな言葉は「ひげゼンマイ」(笑)。横浜と渋谷にある時計ショップ「COMMON TIME」と               横浜元町が本店のジュエリーショップ「CHARMY」の社長のブログです。

時計のこと、元町のこと、ファッション、スイス&イタリア情報、

サッカー、車、音楽、美味しいもの、面白いもの、そして

ジュエリーのこと、etc・・・・気の向くままにUPしています。



☆ ロレックスやブライトリング、パネライ、IWC、ゼニス、

  ジャガー・ルクルト、ジラールペルゴ、オメガ
  正規販売店
「COMMON TIME」と、
  オリジナルジュエリー
ショップ
「CHARMY」を
  首都圏や大阪の百貨店を中心に15店舗展開しています。


☆毎年、世界的な時計の展示会でもあるバーゼルワールド

  やジュネーブサロンに出向き、各ブランドと直接新作モデル

  や限定品の商談をしています。

  その為、新作モデルの入荷時期が通常よりかなり

  早かったり、入手困難モデルの入荷が可能になっています。

 

☆世界のジュエリートレンドの発信の場でもあるイタリアの

  ヴィチェンツァオーロにも、ほぼ毎年出向いています。

  有名メゾンブランドのジュエリーを手がけているファクトリー

  とも提携をして、デザインだけではなく、クオリティーにも

  こだわったオリジナルジュエリーを作っています。

 

 ※全ての価格は、記事をアップした時点での

   もの になりますことをご了承ください。



http://common-time.jp  

http://www.charmy.co.jp

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本日は、横浜開港記念館にて「商館時計の
魅力と流通」という、特別講演に行って
きました。

明治5年までの日本は、太陰太陽暦が
使われていて、実は当時の横浜商館時計は、
日本人には、あまり役に立っていなかった
のですね。

それが明治5年11月9日に「改暦令」
(大隈重信が中心となって行われた)が
公布され、太陽暦が採用されることに
なりました。

明治5年12月3日を明治6年1月1日にする、
と決められたのですが、公布されてから 実行されるまでに、1カ月もないという、
今では考えられないくらいのスピードで
行われたのですね(ある意味見習ってもらい
たいですね)(笑)。

また明治15年から28年までは、輸入時計の
92%が横浜から輸入されていて、残りの
8%が神戸から輸入されていたようです。

明治14年の横浜商人録から、横浜の元町には
27軒の時計商が集中していた事も分かって
います。

当時は山手に住む外国人中心に販売する
スタイルが主流だったそうですが、そういう
意味では、横浜元町は日本の時計販売の
原点になるような場所だったのですね。

因みに今回の講演会が行われた開港記念会館
(写真)は、1917年に横浜開港50周年を
記念して建てられたもので、今年で108年目
になる古い建物です。

横浜市民には「ジャック」と呼ばれて
親しまれている建物で、中の見学も自由に
できます。

元町に遊びにいらしたら、この界隈の古い
建物をみて回るのも楽しいと思いますよ。