ACミランの旅 Vol.10 ~Duomo di Milano~ | AJISAI DIARY'S

ACミランの旅 Vol.10 ~Duomo di Milano~




ミラノの中心、そして象徴であるドゥオーモです。
完成までに500年の歳月を費やされた世界最大のゴシック建築です。
その揺るぎない存在感は外観だけでなく、大聖堂の圧倒的な威厳に言葉を失います。
ここを訪れる為だけに日本からミラノまで行ってもまったく惜しくありません、それ以上に凄まじいです。

※写真により撮影日時・カメラが異なっています。半分は仲間のカメラです、アイアス君ありがとう。
この記事では残念ながら大聖堂内部の写真は控えさせて頂きます。



ミラノ滞在最終日、悪天候によりヴェローナ行きを断念した私達は再びドゥオーモに向かいました。

ドゥオーモに登れる?そうだったのかと足取りも軽く地下鉄に乗り込みDUOMOへ。
上に登るには階段とエレベーターが選べますが、やはりそのスケール感を味わうために階段を踏みしめて行こう!となりました。



入場が許される一番高い所まで到着すると、その細部にまで及ぶ徹底的なこだわりと造りこみに感動致します。



無数に天に伸びる塔の先には聖人達の彫像が配置され、このミラノの街を見守っている様です。
また、外壁に飾られた大理石の彫像の総数は2000体を越えるそうです。



時を忘れ、いつまでも眺めていたくなる光景の連続です。東の最果てに暮らす私達にとって、やはりここが世界の中心、人類の歴史の中心なのだと痛感しました。



中央付近にそびえる一番高い尖塔にある黄金のマリア像、肉眼では間近に見る事は出来ません。少しでも見易い場所をと思ったのですが、やはり遠い。



ズームで寄ってもこの辺りが限界でしょう。データによると109mの高さだそうです。



このドゥオーモ中心とした広場はショッピングやグルメを楽しむ若者達で賑わっています。日本で言うと渋谷の存在に近い所だと思います。歴史が息づく街って良いですね、東京は近代化に伴い世界でも稀なメガロポリスへと成長しましたが、忘れ物が多いなとつくづく実感致しました。