攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D完成披露試写会 | AJISAI DIARY'S

攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D完成披露試写会





2010.02.25 fri MID NIGHT
日本最大級の映画館・新宿バルト9、全デジタル対応スクリーンを 神山監督と公安9課がハック、3D映画本編を同時に公開するという、世界初オールナイト完成披露試写。
と、銘打たれたこのイベントに当選しましたので行ってまいりました。

当日は大きく2組に分けて先に本編を鑑賞する組とステージイベントから参加する組とに分れました。私は13階のシアター8で先に本編を鑑賞する組に入り、本編終了後に9階に下りてスターステージに登場する神山監督のトークショーを待ちます。



『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society 3D』

『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』から2年後の西暦2034年が舞台。草薙素子の失踪から2年後、トグサが組織を率い、メンバーも大幅に増員された新生公安9課による超ウィザード級ハッカー『傀儡廻(くぐつまわし)』の追跡を描いている。

現実の日本社会と同じように、作中でも少子高齢化が進んでおり、家族を持たないで老年を迎える人口の増加によって、介護の問題が大きくなっている。その解決のために在宅で医療ネットにアクセスし、全自動介護システムによる介護を国が誰にでも最低限保証し、貧困層・富裕層を問わず機械による介護が一般的になっている。だが、このシステムは老人の寝たきりを助長する結果となり、「体のいい遺産回収システム」と揶揄されている。寝たきりで干乾びるように死んでいく老人を、ワインに使う貴腐葡萄に準えて、「貴腐老人」と呼んでいる。しかしこの介護ネットには大きな企みが潜んでいる。「ソリッドステート」には近づくな!その問題を、解決してはならない・・・



さぁ、神山健治監督の登場です。3Dにより見ている人があたかも電脳にアクセスしているかの様な錯覚を狙い、主観映像、主にインターフェイスが自分の物であるように表現したとの事。実際に見てみて、これについてはかなり気持ち良かった。しかし映像の飛び出し感を期待して見る物では無く、基本は奥行き感を増幅させる為の3Dというのが正しいようだ。アバターのスタッフと話した時に、アバターはかなり抑え目にした、後半はほとんどやっていない、気持ち悪くなるからと言っていたらしい。



NTT docomoのi-mode 3Gに変わる新しいネットワーク『Xiクロッシィ』
神山監督がXiが切り拓く近未来を描いた最新作『Xi AVANT』を発表してイベントは終了!

以下は10階のカフェの様子です↓









2011年3月26日(土)より新宿バルト9他全国ロードショー
『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society 3D』
公式サイト http://www.ph9.jp/
配給: Production I.G/ティ・ジョイ