平成31年山梨県商工会連合会新年互礼会におじゃましてきました。
少子高齢化の中、事業承継という言葉が昨年はよく聞かれ、国会においても議論され、事業承継税制の拡充により企業においては事業承継の円滑化の動きが加速しました。
今後、個人事業者への拡充も期待されるところであります。
人口減少は、我が山梨市にとっても死活問題であり、山梨県全域が同様の事態となっておりますが、山梨の経済の屋台骨はなんといっても中小企業であり、今年度4月に施行される働き方改革関連法、10月の消費税引上げも大きな課題と言えます。
文部科学省で推奨するソサエティ5.0では、IOTやAIといったテクノロジーの進化により人の担う仕事を機械へとアウトソーシングする未来を想像していますが、現実問題として技能実習生など外国人の労働力に頼らざるおえないのも事実であります。
また、増税後導入される軽減税率に関しては、山梨県のほとんどの事業所でまだ準備が整っていないことも想定され、混乱しないよう、各地の商工会で啓蒙や指導が必要なのではないでしょうか?
何れにしても、本年は山梨県にとって知事選、統一地方選、参院選と大型の選挙が続き、商工業の経済動向においても舵取りが大きく変わる可能性も秘めています。
チャレンジする向上心が無ければ、いつまでも前年踏襲の形骸化‼︎
亥年はある意味見極めの年でもあります。
未来の山梨が大きく飛躍するよう、本年も商工業主の皆様のご活躍とご発展を心より祈念しております(^。^)