今週読んだ本book*
停電の夜に (新潮文庫)/ジュンパ ラヒリ

これは7/8のブログで紹介しました。


私の大好きな小説です。



蛇にピアス/金原 ひとみ


金原ひとみさんと綿矢りささんの18歳コンビが


すばる文学賞を受賞したのは何年前だろう?


当時、本屋さんで話題になった『蛇にピアス』ってどんなのだろう?と思って手に取り、


最初のページの「スプリットタン」(分かれた舌)という言葉を目にした時点で


嫌悪感を示したのだけれど、


この間、偶然目に入り、今更だけど気になったから読んでみたら・・・


面白くて一気に読み切ってしまいました。


どうしてこんな内容が18歳の少女に描けるのか


鋭い描写力に吸い込まれました。


~欲の多い私はすぐに物を所有したがる。


 でも、所有というのは悲しい。


 手に入れるという事は、自分のものであるということが当たり前になること。


 手に入れる前の興奮や欲求はもうそこにはない。


 (中略)


 所有ってのは、案外厄介なものだ。


 でもやっぱり人は人間も物も所有したがる。


 全ての人間は皆MとSの要素を兼ね備えているんだろう。~(抜粋)  



美女は何でも知っている/林 真理子



私は林真理子さんという人が、好きでもキライでもない。


彼女は自分のことをすごくよく分かっていて


商業的なエッセイが多いけど、


でもそんな風に見られる自分もきちんと分かった上で


あっけらかんと楽しい気分にさせてくれる。


「今どきの美女論」はきちんと私達の参考になります。



空中ブランコ/奥田 英朗

奥田英朗さんの本で最初に読んだのは『ガール』で


「どうしてこんなに女性心理を上手く描けるんだろう?」と


驚いたけど、でも、また彼の本が読みたいという衝動には駆られなかった。


でも、ふと電車の中で隣に座った優等生っぽい女子高校生が読んでいて


気になったので手に取りました。


精神科医の伊良部先生が繰り広げるしみじみと温かい短編集。


今度、研修医の弟に会ったらプレゼントしよう。



なぜ彼女にオーラを感じるのか (PHP文庫)/中谷 彰宏

これは、「オーラ」っていう言葉に引かれて


パラパラと読んだ自己啓発本。


以前は沢山読んだ自己啓発本も、最近はほとんど読まなくなりました。


久しぶり、中谷さんの本。


それにしても彼は、こういう類の本をいったい何冊出版されてるんだろう?


みんなを元気にしてくれる言葉が、この本にもいっぱいでした。


文章そのままじゃないけど、たとえばこんな内容。


~心の老廃物を押し流しましょう。


 たくさん入れてたくさん出す。


 よどんでいるところからオーラは生まれない。


 心も体と同じように老廃物がたまります。


 ドキドキすることによって心の老廃物をだそう。~ 


小さくてもいいから毎日何かにときめいたり、感動したりして、


素敵な「オーラ」のある男性&女性になりたいですね。


ピエドラ川のほとりで私は泣いた (角川文庫)/パウロ コエーリョ

今週読んだ中で最も感動しました。


すべて抜粋したいくらい深い内容です。


何を信じていいのか分からなくなった時、


温かく導いてくれる一冊です。