ジロウ:お久しぶりですね皆様
タロウ:ホンマやで。ありがとう。はよ帰りや。
ジロウ:今来たとこやろが。
タロウ:雨降ってきたで。今帰らな濡れるで。
ジロウ:快晴や。なんで帰らそうとするねん。
タロウ:いや、手ぇ振ってるから帰りたいんか思って。
ジロウ:それにしてもすごかったなWBC。
タロウ:ホンマホンマ。まさかここまでやるとはな。
ジロウ:予想以上やったもんな。
タロウ:佐々木朗希があげたお菓子の数やろ。
ジロウ:予想できるか、そんなん。
タロウ:チェコの選手みんなで食べたらしいからな。
ジロウ:デッドボールのお詫びやで。あれ。
タロウ:『お~い、手ぇ出せ〜。一人2個ずつだからな。目ぇ瞑ってるコアラが当たったら運転手さんにあげろよ。』
ジロウ:セコ過ぎるやろ。コアラのマーチ2個って。運転手も喜ばんやろ。
タロウ:んで中には『朗希が日ハムの選手だったら良かったのにな』とか言う奴いたりしてな。
ジロウ:チェコ代表にならんわ。そんな失礼なやつ。
タロウ:『楽天ポイントの方が良くね』とか言って。
ジロウ:言いたい放題やな。
タロウ:結局『ポイントでお菓子買おうぜ』とか言ったりして。
ジロウ:もうええねんその件。長いな!投げたいもの、打ちたいものがテーマやねん。頼むでほんま。
タロウ:今の若者に投げたい物は、俺の情熱がこもったバトン。打ち込んでいる理由は、皆に笑顔になって欲しいから。
ジロウ:きもちわる。気持ち悪いねー。
タロウ:ほら、君もバトンを受け取れよ。
ジロウ:股間から出すな!気持ち悪い!下ネタや思ったわ絶対。
タロウ:君のミニバトンと交換してあげよう。
ジロウ:誰がミニバトンやねん失礼な。
タロウ:君のポッキーと交換してあげよう。デッドボールのお詫びに。
ジロウ:ひど過ぎる!怒られろお前は!
タロウ:投げたい物はサイコロです。打ちたい物はかくせいざ…
ジロウ:止めろ!バカヤロー!
タロウ:ああゴメンゴメン。サイコロは博打を連想させるからあかんな。あっ!打ちたい物は博打です!
ジロウ:もう色々あかんねん!取り返しつかんことになってんねん!
タロウ:あっ!投げたい物は産業廃棄物。うちたい物はトカレフ!あっ!あっ!
ジロウ:興奮すなよ!落ち着けて。
タロウ:君のはミニトカレフだね。
ジロウ:なんで下ネタ戻んねん。
タロウ:例によってうるさいなお前は。型にはまった漫才しやがってからに。ほんならお前なんやねん。言うてみんかい。
ジロウ:俺の投げたい物はお賽銭やね。正月にお参り行けへんかったから。打ちたいものは蕎麦かな、1回やってみたいわ。
タロウ:しょうもない。今から神社行って賽銭投げて『蕎麦打たせてください』言うたらしまいやないかい。
ジロウ:コンパクトにすなよ。お願い事は別にあんねんから。
タロウ:何よ?
ジロウ:WBC、日本が優勝しますように。
タロウ:…うーん、まさに水を打ったような静けさやな。
ジロウ:デッドボール投げたろかい。
タロウ:よし、この辺で手を「打とう」
ジロウ:もうええわ。