9月16日、クルーズは明日の朝で終わりです。 最後のShore Excursion(寄港地観光)は、エドフのホルス神殿でした。この神殿には、2人乗りの馬車で行きます。ホルスはハヤブサの頭を持つ神で、神殿の中庭に大きなハヤブサの像があります。

(観光客が入るのを避けて写真を撮ろうとすると、なかなか良いアングルで取れません)

  

 

壁画にもハヤブサのモチーフが描かれています。

 

デンデラやコムオンボの神殿と同様、ギリシャ・ローマの王が支配したプトレマイオス朝時代(紀元前300年頃)に建てられたものです。最も保存状態が良いといわれている反面、動物の神を信仰するということが、ローマの影響下にある支配者に受け入れられなかったらしく、顔の部分が削り取られているものが多く、支配者の横暴さを感じます。

 

列柱室の天井は保存が良く、柱頭にシュロ(ヤシ)などの植物の葉が彫られています。

 

帰り道も、行きと同じ番号の馬車に乗ります。私たちの馬車は、御者が「フェラーリ、フェラーリ!」と叫びながら何台もの馬車を追い越し、2、3着くらいで船着き場につきました。最後に二人分のチップ2$を支払うと、ガイドさんの情報の通り「Tip for horse!(馬にチップを)」と要求されました。一度はこばんだものの、楽しいドライブだったので10エジプトポンドを支払い。

こんな時のために、10ポンド札1枚のみ、小銭入れに用意しておきました。たくさん持っていると、財布の中を覗かれ、さらに要求されるためです。

 

船は午後、ルクソールに向けて出航します。14時過ぎにEnsa Rock(エンサの水門)に来ました。船室の外で大声が聞こえたのでデッキに出ると、カーペット売りがボートで船に漕ぎ着けてきていました。ロープを船の欄干に引っ掛けてボートを固定し、「Oped!Open!」と叫びながらビニール袋に入れたカーペットなどをデッキに投げ入れてきます。後ろの船の人がカーペットを購入し、袋に入れたお金をボートに渡すと、周囲から喝采があがりました。商魂たくましい彼らのやりとりは面白かったです。

水門に入った2艘の船は、水位を調整するまでしばらく制止しているため、必ずカーペット売りが来るそうです。

 水門の入り口

 

 後ろの船にカーペットを見せている商人

 

ハウスキーパーは岸壁へ降り、船の側面を清掃していました。機転が利いていますね。

 

翌日はルクソールに向けて早くから出発のため、荷造りなどの説明の後、ディナーの前にフェアウェルカクテルがふるまわれました。船旅も終わりかと思うと、少し淋しい気持ちになります。