ゴールデンウイークに小豆島へ里帰りしました。

瀬戸内海に浮かぶ小さな島で、気候が良いことから、日本で初めてオリーブを植えた地としても有名です。

 

そんな島に樹齢1000年のオリーブ大樹が。

 

 

1000年も前から枯れることなく、災害にあうことなく生き続けた木には、

物凄いパワーを感じました。木の下にはオリーブの葉がたくさん落ちていたのでハーバリウムにしようと、持ち帰ってきました。

 

そして土庄港には瀬戸内国際芸術祭のひとつ、オリーブのモニュメントが輝いていました。

 

 

この芸術祭のおかげで小豆島も徐々に観光地化が進んでいます。

たくさんの方に島でのんびりと過ごしてもらいたい!と大阪の地から願っています。

 

オリーブの木はご自宅前やマンションの花壇、イタリアンレストラン等でよく見かけます。

 

実はオリーブ、大きく分けて3種類あります。「雄」「雌」「おかま」です(笑)

雄と雌が近くにあることにより実がなりますが、おかまはこの木1本だけで実をつけることができます。本来は害虫の少ないオリーブですが、唯一、オリーブアナアキゾウムシという薬指の爪くらいの大きさの虫は注意が必要です。これはオリーブを枯らせてしまう虫です。

 

島の子は小学生の頃、通称オリーブゾウムシを捕まえて用務室に持って行くと5円(だったと記憶しています)貰えるということで、休み時間になれば校庭のオリーブの木めがけて走り、虫を捕まえては筆箱に大事にしまい、帰りに換金していました。今考えると、筆箱を開けたら虫が出てくるなんて恐ろしいですが、当時はお小遣い稼ぎにと一生懸命目を凝らして虫を探しました。(枝の色と似ているので分かりにくいです)最近は見かけなくなったので大量に木がないと生きられないのかもしれません。

 

オリーブを育てていらっしゃる方、ゾウムシは根元にいることが多く、樹皮を好んで食べます。枝がつるつるになっていたり穴が開いていたら駆除してくださいね。

 

そしてこれからオリーブを買おうと思っていらっしゃる方、「おかま」がお得ですよ。